我思ふ Pt.22
昨日は久しぶりに良き景色を求めてカミさんとタンデムツーリングに出かけた。
息子も学校だしのんびりタップリ景色を堪能。秋は一番好きな季節だがホントに短ぇ。
何をそんなに急いでいるのでしょう。
カミさんは俺が付き合った女性で唯一の同い年。
後はみんな結構な年下ばかり。
みんなって書くとなんかいっぱいいるぜ、みたいな、プレイボーイなんやでみたいな感じに聞こえますけどカミさん以外に2人しかいねぇからね。
ノロけるつもりは無ぇがカミさんはホントに凄い人だと思う。
俺が勝てるのは身長体重腕っぷしとプロレス技の知識くらいだ。
人間としての基本的なスペックは俺なんざ比較にならん。
カミさんの前に付き合った2人と比べて、さすがに大人の女といった感じだった。
仕方がないさ。
前の2人も私自身も色んな部分で稚拙だったから。
幼すぎたのサ。
世間では幼き、若き恋愛を「おままごと」に例えて揶揄する連中がいる。
おままごとだぁ?
お前らもおままごとしてきたんじゃねぇのか?
それともお前らは最初からオトナな恋愛をしてたのか?
だとしたらかわいそうとしか言いようが無ぇわ。
だってよぉ…
だってよぉ…
おままごとってよぉ…
楽スぃ〜〜んだぜぇ!!??
いやね、お前ら!
おままごと恋愛マジで楽しいのよ?
手と手が触れ合っただけで2人して赤面してパっと手を離す…
なんなの!?ソレ!
楽し過ぎじゃねぇの!?
こんな楽しいことを中学生とか高校生で味わえたそこのあなた!
いやーそんなクソやr…いや、あなたはホントに羨ましいわ。
私も味わってみたかったわ。
成人して、捻くれきってからのおままごと恋愛でこんなに楽しいんだから、純真無垢な時代にこんなんしたら、脳みそがこむら返りおこしちまうよ。
だからさ、若ぇ衆。
いいんだぜ??
「おままごとしやがって」
「ガキの恋愛だな」
なんとでも言わしておけ。
楽しんだモン勝ちだぜ。
何言われたってあんたら輝いてんだよ。
輝いているヤツが惹かれあって輝いているヤツが2人でいるんだ。コレもう最強だ。
子どもの時分、おままごと楽しかったろ?
○○ごっこ楽しかったろ?
子どもの時、子どもらしい楽しみ方をして、大人になりゃ大人の楽しみ方をすりゃいいだけだ。
おままごと?
結構なことだ。
俺の様にリアルタイムでいわゆる「ガキの恋愛」てのを楽しめなかった人間からすりゃ、羨ましいし微笑ましい。
楽しめよ、若ぇ衆。
時は無情に過ぎ去るだけだ。
何やっても楽しい時期なら何でもやってしまうに限る。
彼岸花に囲まれて
折り重なる紋黄蝶を眺め
我思ふ
季節を外れて
たった一人で
最期の咆哮をあげる
ツクツクボウシに
手を合わせ
我思ふ
結果は見えずとも
景色は違えども
君達は生きた
時は無情だが
現実は残酷だが
君達は生きた
そんなことを考えられるほど
できた人間じゃないから
思いを告げて
踏み出そう
関係を壊しても
前へ出よう
君に触れられる様に
君と一瞬でも
一緒に歩める様に
2020年 10月1日
インスタグラムより転載「我思ふ」
インスタグラムにて現在「我思ふ」Pt.102まで投稿しています。少しづつではありますがnoteに再編集して投稿していこうと思っております。今後とも宜しくお願いします。
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