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【#83】オススメ本紹介!「快眠アイデア大全」

〈この記事を書いた人〉
福田浩樹(ふくだひろき)
1990年生まれ。大阪府出身。株式会社ネクスト COO
医療機器、不動産など複数の営業を経験。不動産営業では社内の歴代最高の売り上げ記録を更新。また、不動産エージェントとしての活動と並行して営業コーチとしても活動。エステサロン、英会話、弁護士業務、などの複数の業界において売り上げアップに尽力。業界問わずあらゆる営業において顧客の信頼を掴むコミュニケーション術を指導。

今回は快眠アイデア大全という本についてお話し致します。

快眠 アイデア大全

自分に合う方法が見つかる快眠アイデア集

働き方が多様化する中で、睡眠に悩みを持っている方も多いようです。
寝不足に陥ると、記憶力や学習能力が下がるため、日々のパフォーマンスが下がったり、さらには認知症のリスクも高まります。

本書は、あらゆる睡眠の悩みを解決するためのTips集です。
「早く起きれない」「疲れているのに眠れない」「夜中に目が覚めてしまう」といった、多くの人が抱える悩みを解決するための行動をまとめました。
多くの悩みは、基本的に「光」「体温」「脳」をキーワードとする行動をとっていくと解決できます。
カーテンを開けて光を浴びる、食事の順番を変えるなど、実践しやすい方法を集め、作業療法士である菅原洋平氏が脳科学と臨床に基づいて解説しています。
各節に悩みを記載しているので、共感できて気になるところから読めます。

【アイデア例】
・ホットタオルで首を温める
・前日に「何時に起きる」と3回唱えて眠る自己覚醒法
・入浴後にひざ下に冷温水を交互に3回かける
・カフェインレスで歯ぎしりを防ぐ
・香りで眠りスイッチを入れる
・夜の間食は皿に盛りつける
・寝ている赤ちゃんを抱っこして窓際に行く
・飲み会前にはコップ1杯の水を飲む

解決する 環境づくりアイデアを一挙紹介。

睡眠。
非常に大切ですよね。
特に30歳を超えてくると若い頃のように無理が利かなくなってきて、睡眠不足は日中のパフォーマンス低下に直結します。
本書は「アイデア大全」という事で、睡眠にまつわる悩みが1問1答形式で書かれてあるという形式の本で非常に読みやすかったです。
睡眠不足チェックに始まり、寝る前や寝起きの効果的な生活習慣、寝付きが悪い時の対応策や昼間の眠気に対処する方法など自分の悩みに該当する部分だけを読むという方法でも十分に必要な知識が得られます。
Kindle版も出ているので日々の睡眠についての悩みを解決する辞書的な使い方も出来る本だと思いました。

生活リズムをコントロールする

最近はリモートワークが増えてきています。
以前であれば、何時に出勤しないといけないから何時に起きるという社会的生活リズムが比較的保ちやすかったのですが、最近では家で仕事が出来るようになった関係から自分自身で生活リズムをコントロールしていく必要が出来てきました。
人によって活動する時間帯もバラつきが大きくなってきていますし、自分の狙った時間帯に効果的な睡眠が取れないと、慢性的な睡眠不足に陥ってしまう危険性も秘めています。

僕も毎日決められた時間に出社をするスタイルの仕事ではないので、家で作業をしていることも多いのですが、家での仕事の一番の大敵が睡眠不足です。
朝の始動が遅れたり、つい昼ご飯の後に昼寝をしてしまったり、起きていてもなんだかボーッとしてしまって仕事が手に付かなかったりと、睡眠不足による弊害はたくさんあります。
これも会社に出社して仕事することになれば、一定以上の強制力が働いて何とかなるケースが多いのでしょうが1人だと睡魔に打ち勝つハードルがグンと上がってしまうんですよね。。。

睡眠不足で最も影響の受けるものは

皆さんは緊急度と重要度のマトリクスをご存知でしょうか?

図の通り、仕事の優先順位つけるために、仕事を緊急度と重要度で分類していく指標です。
良く言われるのは、自分の業務を見直した時に、重要度は低いが緊急度は高い第3領域の作業に時間を奪われていませんか?という事です。
本来であれば重要度も緊急度も高い第1象限のことに取り組むのは当然として、緊急度は低いが重要度は高い第2領域の作業にいかに取り組むことが大切と言われ、そうすることで仕事が上手く回っていくという風に言われています。

睡眠不足はまさにこの第2象限の仕事に取りかかることを妨げます。
緊急度が高い仕事は家でも問題なく取り組めるんですが、重要だったとしても緊急度が低い仕事を「自宅」で「1人」で「睡魔と戦いながら」行うのは本当に至難の業です。
特に個人事業主だと、今の仕事がちゃんと計画通りにいっているか?目の前の作業は今、取り組むべきことなのか?などのチェックを逐一自分で行っていかないと生産性が大きく変わってきてしまいます。
僕もついやってしまいますが、「とりあえずこの作業から片付けるか」というやつは本当に効果的じゃないです。
本当は少し先の仕事をイメージした時に誰にアポイントを取るべきなのか書き出してみる、知識不足の分野の勉強をしておく、直近の自分の売上げの分析をしてみるといった緊急度は低いけど重要度は高い作業をサボらずに行っていれば結果的に楽になるんです。
でも、分かっていてもなかなか出来ないんですよね。。。

1つ言えることはこの第2象限のに業務に取り組もうとした際にタイムスケジュール管理をするとか、心に鞭を打って頑張るという事も必要なのだと思うのですが、単純に睡眠をしっかり確保しておくという事も同じくらい大切だということです。

睡眠時間として確保した時間を確実に睡眠に充てる

僕が日々の生活の中で最も無駄だと思う時間は、本来寝てないといけないはずの時間にベッドの上で全然寝られない時間です。
皆さんもご経験があると思いますが、あの時間は本当に無駄ですよね。
起きようと思った時間に起きられず、「起きないと。。。」と思いながらダラダラ過ごしてしまう時間の方がまだ睡眠欲は少しでも満たされているという意味で有意義です。
今回の本には、入眠、仮眠、眠気除去、起床にまつわる悩み毎の解決アイデアが提示されています。
どの悩みも心当たりのあるものばかりで、非常に参考になります。
この本で分かったこととしては、睡眠もスキルなのだなということ。
日常の良質な睡眠は自己理解と日々の習慣によって得られるものだという事です。
皆さんも睡眠のスキルを上げて、是非仕事のパフォーマンスアップに役立てて下さい。

ではまた!

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