テレビ離れし始めている高校生が、大河ドラマを見始めた。
こんにちは、すばるです。
私は現在、高校生です。
個人差はあると思いますが、高校生の人たちはスマホが中心に世界が回っているような生活をしています。
私は身の回りの同学年よりは少しアナログに生きているかもしれません。
SNSには疎いし、ラジカセからラジオも聞くし、スマホは連絡手段ほどしか活用していない。
でも動画を見るのはYouTubeが多いです。
テレビを見るのは、朝と夜のニュースのみ。
テレビ離れという点では深刻でしょう。
そんな私が先日始まった大河ドラマを見始めました。
鎌倉殿の13人です。
今回は、なぜ見始めたのか、そして実際に見てどうだったのか、お話ししていきたいと思います。
結論から言います。
すっごく面白かったです!
よろしければ、最後までお楽しみください。
大河ドラマを見始めた理由
私にとってYouTubeは、切り離せないくらい見ています。
それは高校生ということは関係なく、小学生の弟も放課後の楽しみにしています。
さすがの私も小学生の頃はテレビに夢中でした。
毎週の番組を楽しみにし、録画に命をかけるような人でした。
でもいつしかメジャーになったYouTube。
サイトを開けばいつも動画が見れる。そんな世界に慣れてしまいました。
動画も15分くらいで満足する。逆に長すぎると飽きてしまう。
テレビ番組を最初から最後まで見ることはできなくなりました。
最近最初から最後まで見たといえば、昨年末の紅白歌合戦です。
毎日NHKは見るので、民放の番組を見るよりも親しみがあります。
その紅白で、今回の大河ドラマに興味を持ちました。
紅白には大河ドラマに関する出演者が多く出ていて、
司会には、源頼朝を演じる大泉洋さん、
審査員には北条政子を演じる小池栄子さん、
脚本を務めている三谷幸喜さんが出演されていました。
最初の印象は、「あれ、来年松潤じゃないんだ!」という感じでした。
私の耳に入るほど話題になっている印象があったのは、今回の次の大河ドラマ、どうする家康の方でした。
前作、青天を衝けも大きな話題になっていたのですが、今回の大河ドラマはどうなるのかわかっていなかったです。
でも、ものすごく惹かれたのは、三谷幸喜さんが脚本を務めるというところです。
三谷さんの実写作品は見たことがありませんでしたが、
NHKで数年前に放送された、人形劇のシャーロックホームズのリメイクがすごく面白くてハマっていて、その脚本も三谷さんでした。
なので、これは絶対に面白いのでは⁉︎と興味をそそられました。
祖母が見ていた大河ドラマのイメージは、難しい言葉で何を話しているのかわからないのと、とにかく雰囲気が暗い。
でも、紅白での3人の掛け合いを見ても、暗い歴史の流れにもユーモアが入っていそうだなと思いました。
また、学校の歴史の授業のイメージから、北条政子のイメージと小池栄子さんが私の中でなんとなくマッチしていました。
お互い強い女性というイメージがあります。
そして、大泉洋さん。
私は大泉さんが演技をしているところを見たことがありません。
いつも愉快で明るい印象。
そんな方が重要人物である源頼朝を演じる想像ができなかったので、
どういう風に演じるのか楽しみでした。
この地点ではぼんやり見てみようかなと興味を持っている段階でした。
そのあと放送された、年始のチコちゃんに叱られるでも、鎌倉殿の13人の特集がされていて、
源義経を演じる菅田将暉さん、
畠山重忠を演じる中川大志さん、
上総広常を演じる佐藤浩市さんが出演していました。
大河ドラマといえば私には知らない俳優さんが演じている印象でした。
ですが、菅田さんや中川さんは特に知っていますし、佐藤さんも顔と名前は知っているという印象です。
見る決め手の一つとして、今回の大河ドラマには、ほとんど知っている俳優さんが出演しているという点があります。
他の作品で演技をしているところを見たことがなくても、顔や名前を知っている方ばかりです。
そこで見るハードルがすごく下がったように感じます。
俳優さんの名前を拝見するだけでも豪華なことがわかります。
豪華な俳優さんたちの一流の演技を、
NHKのこだわり抜いた美しい映像で見ることができるのは、
私にとってエンタメ向けの明るいストーリーを見ることよりも有意義なものだと感じました。
ここまで知り、もう放送が楽しみになった私は、詳しく知るために、ホームページを見ました。
そこに書かれていたのは、従来の大河ドラマとは違うことを感じさせるような言葉たち。
「予想不能エンターテイメント」「パワーゲーム」などなど。
先日母と話していてストーリーの「伏線」という言葉が通じなかったことがあります。
最近の漫画は細かく伏線が張り巡らされています。
今回の大河ドラマもそういうストーリーなのかなと思い、単調な歴史を語るストーリーではなく、若者もより見やすそうだと思いました。
三谷さんと全ての豪華俳優の皆さんとあらすじにワクワクしました。
家族ともホームページを見て「面白そう!」と話していました。
放送前に最後に印象に残ったのは、おはよう日本の中で北条義時を演じ、主演を務めている小栗旬さんがインタビューに応じていた様子です。
小栗さんは前からなんとなく知っている俳優さんでしたが、ホームページでみた佇まいから、重厚感のある、新たな印象を持ちました。
そのインタビューの中では、今回の作品に対しての熱い思いを語っていて、小栗さんが義時にかける想いに心動かされました。
圧倒された第一話
そうしてワクワクして迎えた第一話。
テレビの前に座って8時を待つのはいつぶりでしょう。
馬が疾走するシーンから始まり、そこから圧倒されました。
まず、映像が美しい。
そして、音楽の迫力。
義時の必死さ。
これは何かが始まる。
一瞬で心奪われました。
そして、そこにも最後にわかるまさかのことが含まれていたとは思いもしませんでした。
続くオープニング。
ここでもオーケストラの音楽に大河ドラマが始まった!と興奮させました。
長澤さんのナレーションも入り、ただのドラマではなく、映画、もしくはそれ以上のものを見ている気がしました。
いいえ、私の体感だと今まで感じたものには変えられない迫力でした。
始まった本編。
驚いたのは、義時が素朴だったことです。
私の中で小栗さんは、どこか余裕のある強い人というイメージでした。
あわあわとしながら、巻き込まれていく主人公が、違和感がなく、小栗さんというより、義時がそこにいる感じでした。
ストーリーは私の頭ではわからないところもありましたが、
とにかく登場人物の性格が濃くて面白かったです。
義時の家族はみんな曲者。
だからこそ、義時の巻き込まれる素朴感が際立っていて見やすかったと思います。
現代ドラマのような演技や展開で、すごく見やすかったです。
例えば、この人の顔は、この後裏切るなとか。
わかりすぎるのもつまらないですが、わからないのは急な展開について行けなくなります。
そこが適度にわかるのが良かったところです。
そして、気になっていた大泉さんの頼朝。
今の段階では、大人しい頼朝。
ですが、佇まいから迫力がありました。
失礼なんですけど、この方は本当に素晴らしい俳優さんなんだ。と改めて感じました。
でもその中にユーモアもあって、冒頭の馬に乗っていた姫が、女装した頼朝だったときの、大泉さんの女声には笑ってしまいました。
あっという間の、第一話でした。
見た後、大興奮するくらい、面白すぎました。
しばらく「面白かった!見て良かった!」と家族に言い続けていました。
正直、YouTubeよりも、最近始めたゲームのストーリーよりも面白かったです。
これは見る価値があったなとすごく思いました。
とにかく続きが気になる!
第二話はリアルタイムでは見れなかったので、第三話の放送までに録画で見ようと思っています。
初めてちゃんと見た大河ドラマは本当に面白かったです。
ネットじゃ見られない迫力、興奮を与えてもらいました。
これから鎌倉幕府を作り、義時の人生にもさまざまなことが起こると思います。
予測不能な展開どんどん出てくると思います。
どんな展開になるのか、本当に楽しみです。
そして、テレビの魅力も再発見できますし、
見れば見るほど、歴史にも興味が持てそうです。
もし、まだ見ていないという方は、今からでも23日の再放送で見ることができますので、ぜひ見てみてください!
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
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