素晴らしい日々/前向きとは/カウンセリング3回目

自ら死を選ぶ事も、生きようとあがくことも、本質的に何も変わらなくて、人生を前に進めようという一つの気持ちの現れでしかなくて、逆方向ではないな、となんとなく思った

これは論理で説明できる形にすることも多分出来るんだろうけど、あえてしないでおく

ただ、なんとなく思うのは、死ぬ、という決意のほんの1mmぐらいずれた所に、生きるという決意がある。どっちを選んでも良い。誤差みたいなもんでしか無い。どうにかなるかは人次第かもしれない。でも180度変えろという話ではない。1mmの話でしか無い。

カウンセリング3回を終えた。SNSに投稿したものをそのまんまコピペする。

略歴: 長年の虐待→アスペルガー疑い診断→うつ、気分変調症、双極性障害2型、統合失調症等コロコロ診断名が変わるが、いずれも典型的症状に当てはまらず
1回目のカウンセリング
まず上記略歴を詳細に話した結果
「愛着障害」「複雑性PTSD」の可能性がある
(調べたら愛着障害は子供に付ける診断名の為、大人に対してその診断を言う場合は「複雑性PTSD」というのが通常とのこと)
複雑性PTSDは発達障害的症状、精神病症状の全てが現れる為、これまでの経緯を説明可能だし、経験としても複雑性PTSDのトラウマに十分相当する経験をしている、とのこと

2回目のカウンセリング: 雑談と心理検査。どういうものかは伏せる。
3回目のカウンセリング
前回の検査での結果
特に基準値を超えているのはこれらだった
・回答の一貫性のなさ。これは一貫した自分像というものがなく、ある時はポジティブ、ある時はネガティブ、というように定まった自己像を持たないことを示す
・攻撃性の高さ。これは言葉の攻撃性も含める
・家庭環境の問題。これは異常なほどにハイスコアだった
・ポジティブ思考の欠如。自己認識ではポジティブかもしれないが、一般人と比較すると突出してポジティブな世界観を持てていない。
尚、これは複雑性PTSDの検査をするためのものというより、輪郭を捉えながら今後の(特定の病名・障害名に関係しない)治療に役立て行く為のものだったが、この結果からやはり(自分)の精神的な様々な問題の根本にあるのはトラウマと断言して良さそうだ、という結論に至った。
あくまで心理士なので診断は出来ないが、総合的に判断して精神疾患とも思えない(つまり双極でも統合失調症でもない可能性を感じる)とのことだった

そこで、次にASD検査を受けることになった。
これは10分程度ですぐ終わった。自分としてはもしかしたらASD傾向ありと言われてしまうか?と思ったが、33点以上が基準値の所10点。全く心配要らないと言える水準だった。
では小学生の時に精密検査の末にアスペルガー傾向の診断が出たのはなんだったのか?と質問した所「複雑性PTSDにより後天的かつ一時的にASD/ADHDと全く見分けがつかない症状を発症する事がよく知られていて、おそらくそれが当てはまる」との回答が得られた。
また、「会話してる感じ」からしてもASDの人は特徴的で、(自分)さんからはそれが全く見られない、とも言われた。曰く、目を見てにこやかに話せる、話しの言外の意図を汲み取って会話出来る、自分を客観的に捉える事が出来ている、とのこと
また、ADHDについては「多動性→全く見られない。1時間以上椅子に座ってびくともしてない」「衝動性・注意欠如→詳しくは検査してからだが、あるとしても健常者の範疇だと思う」
とのこと。しかし検査してみないことには何とも言えないので次回検査しよう、という話になった。

「複雑性PTSDを検査する心理テストはあるか」と質問したが「心理テストは100個ぐらい種類があるが、データベースを見てもそういうピンポイントなものはどうやら無い」との答えだった。ただ、これまでのセッションで(特定の病名ではなく)問題の根幹は発達障害でもなく精神障害でもなくどうやらトラウマ由来であるらしい、という事が特定できたので、そこを掘り下げて最初の心理検査の結果を再考することがスタートラインだ、と話を受けた
ここからは余談だが、この人、博士号取得して現役の研究者をやりながら心理士をやってる(多分)めちゃくちゃすごい人で、話してる感じからしても信頼して良い人だと感じる。
あと、放送大学の教科書が部屋に置いてあったので聞いた所、経済学部から放送大学心理と教育コースに編入して心理学に専攻を変えた、と話していた。実は放送大学の心理と教育コースに興味があると話したら「東大とか京大とかから先生呼んでる大学だから下手な大学よりよっぽど良いと思う」「特に認知行動療法の講義とかが良い。深くはないけどわかりやすく全体を説明している」「実験はしたほうが良いので、心理学演習は取るといい」などおすすめをされた。不思議な世界の繋がりを感じた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?