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コンサル入門本を3冊読んでみて

こんにちは、とり@コンサルです。
今回は、コンサル入門本と個人的に感じている3冊を読んでみての感想です。
Twitterにも軽くは書いたのですが、入門本的な位置づけと思われる3冊ですが、読む順番を気をつけないとなかなか身になりづらいかもしれないと思い、そういった意味で自身の備忘も含めて記載していきます。

ご紹介する3冊の本

ちなみに対象としている本は以下の3冊です。

  1. コンサル一年目が学ぶこと

  2. コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル

  3. コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト

1冊目:コンサル一年目が学ぶこと

元アクセンチュアの大石さんの書かれた本です。
コンサルとしての話す技術や思考術などのカテゴリーに分けて、30項目のスキルや考え方が紹介されている本です。
1年目が学ぶこととあるようにコンサルタントの土台となるようなスキルや考え方が紹介されているので、コンサルタントが最初に読むべき本と言えると感じています。

実際に私も上司から
『この本を買って、定期的に見直して書いてある動きや考え方が本当にできているのか自身の行動を振り返ることがコンサルタントとしての成長に有用だ』
と言われ手元に置いておくことを強く推奨されました。

さらにコンサルタントならでは、というよりもどんなビジネスパーソンにも有用な内容がほとんどなので、コンサルタントの方々に限らずオススメできる本だと思っています。

2冊目:コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル

こちらは外資系コンサルティング会社出身のメン獄さんという方の書かれた本です。Twitterやnoteで色々投稿をされていてそちらも面白い方です。

内容としてはご自身の経験を元にしたコンサルタントはどのような過ごし方をするのか、その中でどんなスキルや考え方が求められるのかについて書かれています。

アナリスト時代からマネージャー時代まで順を追って書かれており、体験談的な書かれ方をしているので、コンサルタントってどんな仕事の仕方をするのだろうか?というイメージを沸かせるのに非常に有用な本でした。

読み物としても面白く、すらすらと読めてしまう読みやすさがあったのも良かったです。

3冊目:コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト

こちらは元BCGの高松さんの本です。

3年間で学ぶことということで、1年目で意識すべき行動や考え方にも言及されているのですが、戦略コンサルと言われるBCGでの経験談であり、その内容のレベルの高さ、筆者の方の経験の密度の高さに驚いたのが最初の所感でした。少なくとも私が1年目の時には全くできていませんでした。いきなりこの本を読むと面食らってしまうんじゃないかな?と危惧したほどです。
とはいえ内容はできていた方が絶対にいい内容ばかりです。

そういう意味で、個人的にはコンサルタントを1年程度は経験した後に、この本に記載されている1年目に学ぶ内容のチャプターを読んでみて、いかに自分がまだまだなのかと自分自身に対して檄をとばすような使い方が有用じゃないかと思いました。

結局どう読むのがいいのか?

読むべき順番

読む順番としては、以下の順番がいいかと思います。

  1. コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル

  2. コンサル一年目が学ぶこと

  3. コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト

読み物としての面白さやコンサルのイメージを持つためにサバイバルマニュアルから入り、スキルや考え方を順番に学ぶために一年目が学ぶこと⇒最初の3年間で学ぶこと、という順番で読み進めていくのがいいと思います。

コンサルへの就職や転職をしてみたいと考えている人へ

コンサルタントの働き方のイメージを持つためにも最初は、「コンサルティング会社 完全サバイバルマニュアル」がいいと思います。

コンサルへの内定が決まっている人、入社直後の人

やはり最初にどんなスキルや考え方が求められるのかを知るために、「コンサル一年目が学ぶこと」がいいと思います。

コンサルの最初の1年間を乗り越えた人

正直どれも自身の経験と照らして学びがあるので、3冊全てオススメですが、さらに視座を上げるためにも「コンサルが「最初の3年間」で学ぶコト」がいいかなと思います。

最後に

とはいえ、ここまで全て私の経験による選書と感想ですので、ぜひみなさんのオススメの本がありましたら教えていただけると幸いです。
ぜひTwitterでリプライやメッセージをいただけると嬉しいです。

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