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小休止に文を書く回 印刷して有限化する

漫画の話考えるの何もかもが難しい。いまはコマ割り前に描く絵を考えてる段階。
脳内再生してたときは意外と雰囲気でごまかしていた部分を読めるように精密に想像しなきゃいけないのでいままでで一番カロリー使ってる。
ついに妄想する作業から手を動かす作業になってしまったということか。

リフレッシュのために文を書いてます。一度別の頭になりたくなった。自分じゃない人間のことをシュミレーションするのに疲れたので自分に戻りたい。

自分は有限化という単語が好きです。詳しくは千葉雅也の『勉強の哲学』か『ライティングの哲学』を読むと書いてあるんですが、自分が普段使いしているときは「なんらかの制限がないとなんでもできてしまうからなんか制限をつけようってこと」ぐらいの意味になります。

有限化はあらゆる物事に適用できるんですが今回は情報について話します。

ほら、インターネットって膨大な情報を有しているから目的なくだらだらと見れちゃうじゃないですか。テレビや新聞からの情報って今日はこんくらいの情報を知っとけばいいよみたいな基準をつくってくれるんですが、ネットにはそれがない。調べるほど深みにはまっていき、目的を見失っていく。

参考にしたい資料がいくらでも出てきてどれを参考にするかを決めかねて次の工程に行けないとか心当たりありませんか??
自分はこれが多いです。下手にネットに慣れてせいで深追いしがち。
これは情報の有限化ができてないから起きているんだといえますよね。

で、その解決の一つとして印刷しちゃうのがいいんじゃないかということです。実態のない膨大な情報を有限の物体にしてしまおうという対策。
いま自分が印刷している情報は、先行研究の論文ですね。論文もかなりネットで拾えたりするんですが、読むのはめちゃくちゃだるい。ただ集めて終わりみたいになりがち。

そこで印刷。印刷するとその論文の長さが体感としてわかり、論文に詰まっている情報量がなんとなくわかります。
論文はけっこうページ数あるのでコンビニとかで印刷するとお金がかかるし、印刷しすぎると置き場に困る。
そういうわけで、気軽に印刷できないです。だからこそちゃんと参考にしたい文献かどうかを考えるようになる。せっかく印刷したものをしっかり読むようにもなる。これすなわち有限化の成功です。

問題は印刷が手間。印刷しないと読まないようになり、結果としてインプット量が減る可能性もあります。

この方法を今度は絵の資料にも使いたいと思っている。絵の資料たくさん集めるけど、どれを参考にするか迷う。

そんな事を考えてました。リフレッシュにはあまりなってません!!!


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