中根すあまの脳みその13

呑気に文章なんて書いていられない夜もある。
何も考えずに布団に潜り込みたい夜もある。
あるのだ。
だが、そんなことにはお構いなしに、今日は金曜日で、いつだかのわたしがつくったよくわからないルールにのっとって、呑気な文章を書かなければならない。
現実は厳しい。
なにも考えたくないのに、明日までにやらなきゃならないことがある。それを放ったらかしにして眠るほどの勇気はわたしにはない。
現実はドSサイコパスだから、わたしたちは現実に苦しめられ、冷淡に殺される。
今日、生まれて初めてというくらい、納得がいかなくて悔しいことがあった。今までここまで強く『悔しい』と感じたことがなかったので、この感情のやり場がわからない。
怒り、悲しみ、苦しみ、そのどれであるかもわからない。どれでもあるのかもしれない。
『悔しい』という感情が、人間にとってとってもパワーをつかうものだということがわかった。
いったん、人間を、わたしをお休みしたいと思うときがある。今、結構本気で思っている。だが、現実は残酷で、なんでもないような顔で明日を連れてきてしまう。ちょっとまってくれよと思う。もちろん、またない。そんなもん。そんなもんなのだ。

とりあえず、風呂に入らねばならないのだが、どうにも体が動かない。動きたくない。
だが、洗っていない体のままで人と会うなんてことはできない。
現実は厳しい。厳しいのだ。


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