中根すあまの脳みその15

寒くなってきたのでセーターの上にブレザーを羽織るようになったのだが、ブレザーの肩パットがいかつすぎて、横を向いたときに自分の肩にびっくりする日々を送っている。
冬本番、凍え死にそうな数ヶ月後のわたしのために、ヒートテックとマフラーを封印から解かないでおいていたのだが、昨日、ついにぬくぬくな禁断のあれを身に着けてしまった。ヒートテックは商品名なのにここまで浸透しているのがすごい。
…暑かった。まだ昼間はあったかい。
ちなみにマフラーの封印を解くのは12月に入ってからだと、心に誓っている。

最近になって気づいたことがある。
わたしは超がつくほどの見栄っ張りで、外見はもちろん、自分の行動や言動、そのすべてが人々に悪い印象を与えていないか気になって仕方がない。映りの悪い写真が出回ったり、ちょっとした失言をしたりしようものなら、延々悔やんで周りの人を呆れさせる、そんな人間なのだが、最近になって、「いやそこはちゃんと気にしろよ!」とか「いやそこはどうでもいいんかい!」と自分に激しく突っ込みを入れたくなる出来事が頻繁に起こるようになった。
おそらくわたしには昔からこういうところがあったのだろうが、様々な場面で新しいことに取り組んでいくようになって発見した、新たな一面なんだろう。
それを特に痛感したのが、ある脚本を書いているとき。
一通り書き終えて周りの人に読んでもらい、気になったところを聞くと、わんさかわんさか見つかるのだ。「ハレ?わたしこれ書いてるとき、何を考えていたんだ?」と思わず首をかしげるような見当違いなことが書かれていたり、「おい!これ大事な根本の部分を忘れてるじゃないか!」と過去の自分に冷水をぶっかけたくなるようなこと書かれていたりするのが。メインで働いているわたしの脳みそが勝手に休憩しちゃって、その間にポンコツなわたしの脳みそが代わりに働いているような、そんなイメージが頭に浮かぶ。この現象が、わたしの仕事の質をだいぶ下げているように思うのだ。現象も何も、実際わたしの脳みそがポンコツなだけなのだが。えええ、うけるううう。
他にも、ポンコツ脳のせいで人に失礼な態度をとったり、ポンコツ脳のせいで空気の読めない発言をしたり、ポンコツ脳のせいで注意の欠けた行動をしたりと、結構失敗するのだ。
そう、わたしのせいじゃない。ポンコツな脳みそのせいだ。そうそう、そうなのだ。
そういうときのわたしはだいたい無意識で、後になって驚いて後悔する。それはもう、壮絶に。困るのだ、勝手にポンコツを発揮されては。
と、まあ、だいぶヤバい思考で語ってきたが本当はわかっている。
要するにわたしは、キャパオーバーになるのが早いのだ。そしてそれに気づかない。気づかずに突っ走るから失敗する。キャパオーバー後のわたしの脳みそこそがポンコツ脳なのだろう。
…??????あっ?????わかんなくなってきちゃったあ。
ごめんなさい、今ポンコツ脳が登場しました。ああ、恥ずかしい。みえっぱりみえっぱり~。
なんか変なテンションになってきたので、ここまでにしようと思います。
わたしが、「は?どしたんこいつ」というような行動をしたときには、ポンコツ脳のせいなんだと思いつつ、本人に忠告してあげてくださいね。

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