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【古本の使い方】~古本はみんなの味方~

「読書にデメリットはあるのか?」をテーマに、読書の経済的問題について考えていた本記事ですが、結果的には

読書にデメリットはない

という結論に至り、それ以上掘り下げるのはやめました。

しかし、本を買うのにかかる費用について考えていたら、以前、読書に関する本を読み漁っている時に「古本利用者は貧乏臭い、うんぬん」と書いている方がいたのを思い出しました。

そこで今回のテーマは読書の古本利用について。

■僕は貧乏臭いのか


著者の方の名誉のためにも作品名と著者名は伏せておきますが、問題の一文を引用します。

余談ながら、ブックオフの愛好者は、著者に何の利益ももたらさないとは言え、何かの妨害者ではないでしょう。ただ、客層が貧乏臭いだけです。失礼。以下省略

著者なりのジョークなのでしょうが、ブックオフ愛好者の僕はあまり笑えませんでした。ちなみに、上記の本をブックオフで108円で買ったことは内緒にしておいてくださいね。秘密です。

古本がダメということはないと思いますが、しいて言えば上記のように著者に印税が入らないことや、書店や出版社の売上につながらないことは少し気になるところです。

昨日「e-honの売上は書店につながるからe-hon使おう」と言ったばかりなので尚更です。

しかし、読者にとっては古本のメリットがあるのも事実です。読書力を高める意味でも、古本と新刊をバランスよく使い、目的に応じて使い分けすることが大切だと思います。

■古本のメリット


メリット①安さ


言うまでもなく安さはメリットです。欲しい本があればたくさん買えますし、安く抑えた分、新刊を買うのに資金を回すこともできます。雑多な知識が手に入る新書などは、安いもので100円+消費税の金額で買えるのでオススメです。

メリット②使い倒せる

本を最大限利用する場合、ドッグイアーをしたり、赤線を引いたり、余白にメモしたりすることが欠かせません。新刊で、装丁のきれいな本だと汚すのにためらってしまいますが、安く手に入れた古本であれば気にせずガンガン使い倒すことができます。

メリット③古本

最後に挙げるメリットは、「古本であること」です。つまり、古本屋であれば新品のみ取り扱っている書店には置いてない本が置いてあったり、絶版になっている本が手に入れられる可能性があります。

■古本で気をつけたい点


ただし、情報の新しさがものを言う分野の本については気をつけなければなりません。古本で出回っている本は基本的にその名の通り「古い本」の場合が多いです。

例えば、法律や制度などに関連する本です。法律などは新設されたり、改正されたりしていることがあるので、いつ出版された本なのか気にしておかないと泣きを見る可能性があります。

古本だけに限らないかもしれませんが、いつ出版された本なのか巻末のページで確認しておきましょう。

~ ~ ~

以上、普段の自分の古本利用に照らし合わせて書いてみました。色々な立場により、様々な思惑があることがわかりましたが、僕ら読者にとって大切なことは「いかに生活(人生)に活かせるか」だと思います。

その上でお財布と相談して、無理のない読書生活を送りましょう。

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