僕たちの名山『乾徳山』
深田久弥氏の日本百名山を真似して自分が登った山から見た目、登山時の楽しさ、山からの眺望の3つの基準で良かった山を紹介します。
乾徳山(けんとくさん)は、山梨県山梨市にある山です。奥秩父山塊という山域に属しています。
◾️基礎データ
▶︎標高:2031m
▶︎所在地:山梨県山梨市
▶︎登山について
登山には中級程度の経験が必要です。山頂付近に険しい岩場があります。徳和登山口から往復約6時間半。無料駐車場あり。立ち寄り湯として、近くに三富温泉があります。
◾️選定基準
基準①山容(見た目)
登山の玄関口である徳和集落から山頂を望むことはできませんが、集落からちょっと離れた塩山あたりから奥秩父の山々を見渡すと、一際目立つピラミダルな山容を望むことができます。
肉眼ではわかりづらいですが、望遠した時に山頂付近が岩場になっていることがわかります。かっこいいですね。こういう山は登りたい欲求が刺激されます。
基準②登った時の楽しさ、充実感
乾徳山の最大の魅力は何と言っても登山時の楽しさです。登山口のある徳和集落から登って行くと、大まかに樹林帯、平原、岩場と異なる様相を現し、登山者を楽しませてくれます。中でも、乾徳山登山のハイライトである岩場は慎重に登る必要こそあるものの、岩に手をかけ身を乗り上げる行程はエキサイティングそのもの。
✳︎写真は山頂直下の鎖場
基準③山からの眺望
あいにく、僕が登った時は曇っており山頂はガスの中でしたが、本来なら雄大な奥秩父の山々、南アルプス、御坂山地越しの富士山が一望できます。
✳︎写真は平原地帯の扇平付近から撮影
◾️山行後の感想
登ったのは数年前の4月ですが、天気に恵まれなかったものの、とても登って楽しい山だったのをよく覚えています。今度は天気の良い日にまた再チャレンジしたいです。
ただ、下りに選んだルートが単調なら下り坂でキツく、足が棒になりました。登山口から山頂までの標高差が約1300mもあるので当然と言えば当然なのですが…下りの時に僕が唯一尻もちを着いた山です(笑)
登山の玄関口のである徳和集落は山間にあり、ひっそりとした雰囲気がまた良かったです。
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