本の紹介『すべては一杯のコーヒーから』
タリーズコーヒージャパン創業者、松田公太氏の自伝的創業記です。
今回からおまけも用意してますのでお楽しみください(笑)
◾️本書の内容
本書は松田氏が銀行マン時代に友人の結婚式で出会ったスペシャリティコーヒーをきっかけに、コーヒーの素晴らしさを知るところから始まります。コーヒーの魅力にとりつかれた松田氏は銀行マンを続けながらコーヒーショップオープンに向けて活動を続け、その中でシアトルのタリーズに出会いました。そこからタリーズオーナーへの交渉、第1号店オープン、上場を経て全国展開につながるまでの歩みが記されています。
冒頭で自伝的と言ったのは、タリーズの動きだけでなく、著者の半生も描かれているからですが、そこから著者の実直さや前向きな姿勢を垣間見ることができて好感が持てます。
起業・経営のノウハウ本ではありませんが、起業ストーリーから起業家精神や著者が工夫したことなど学ぶことができました。その一部を引用します。
目標が設定できたら、すぐに行動に移そう。そして目標を達成するためには、様々な経験を積んでいくことだ。頭の中で結論を出すより、動きながら考える方が、人間の五感をフルに働かせることができる。百の理屈より、一つの行動が勝ることが多いのだ。
第3章より
◾️読了後の感想
コーヒーが好きで、いつかカフェをやってみたいと思っていた時に読んだ一冊です。タリーズはほとんど行ったことがないというか、近所にないので馴染みがありませんでしたが、本書を読んで一気に親近感を持ちました。
一杯のコーヒーで変わる価値観、わかると言ったらとても図々しいですが、僕もコナコーヒーを初めて飲んだ時、ブラックコーヒーの美味しさを知りました。それまでミルクと砂糖ないと飲めなかったので…
そんなコーヒーに魅了された方や起業や経営に興味ある方にオススメしたい一冊です。もちろんタリーズファンにも。
◾️おまけ・タリーズクイズ!
三択から一つお答えください。ググってはダメですよ?
見事全問正解した方には、noteユーザーさんならスキ・フォローしに行きます!笑
Q①
タリーズコーヒーは元々どこの国のコーヒーショップ?
A イギリス、B アメリカ、C イタリア
Q②
創業者の松田氏は元々やっていた仕事は何?
A 銀行マン、B 公務員、C 商社マン
Q③
日本でのタリーズ第1号店の場所はどこ?
A 六本木、B 銀座、C 渋谷
Q④
松田氏はタリーズのライバル的存在、世界的コーヒーチェーン・スターバックスCEO(当時)に会いました。そのCEOは誰?
A トム・ショルツ
B チャールズ・M・シュルツ
C ハワード・シュルツ
◾️クイズの答え
Q①→正解はBのアメリカ
Q②→正解はAの銀行マン
Q③→正解はBの銀行
Q④→正解はCのハワード・シュルツ
※チャールズ・M・シュルツはスヌーピーが登場する漫画の作者
トム・ショルツはアメリカンハードロックバンド、Bostonのギタリスト
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