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すーさんが何か書く

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記事一覧

Escape from the VRroom30

ハル「前と同じようにそれぞれをあいているスペースに一文字ずつ入れるんですね!」
「それぞれの謎は『おとこ』『おとは』『ことば』『はとば』かな」
ハル「ってことは真ん中に入るのは……『と』ですね!」

正解のようだ。今度は壁が1つの面のみ光っている。
主「おめでとー!次がいよいよこのステップ最後だよ!」
ハル「もうすぐ終わりですね!」
「あぁ、この感じだとすぐにでも終わりそうだな」

最後の移動、と

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Escape from the VRroom 28

「いや、たぶん答えはわかるんだけれど、確証がないな」
ハル「いいじゃないですか!がんがん打ち込んじゃいましょうよ!」
「待て、謎はエレガントに解くべきものだ」
ハル「知りませんよー、とにかく脱出できればいいんでしょ」
「……」
ハル「……いや、たぶんわかりましたよ、泳法しかわからないけれど、クロールですよね。ってことはクロ何とかで鳥になるもの……」
「クロウ、だな。カラスの英語だ」
ハル「つまり答

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Escape from the VRroom 26

ハル「これどういうことでしょうかね?」
「言葉に意味があるとしたらわざわざこんな風に書く意味がない。だとしたらこの配列に意味があるはずだ」
ハル「むしろ言葉には意味がないってことですね」
「そして右はそれがあらわすモノの頭文字だろう」
ハル「……左側が『へ』って偏じゃないです?残りはわかんないんですけれど」
「右はつくりで、あとは『にょう』と『たれ』か。ということは上だから答えはかんむりの『か』だ

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Escape from the VRroom 24

「いただこう」
ハル「いただこう。ごはん?」
「んー何をだ?」
ハル「わかりません……」
「たぶん何かの頭文字なんだと思うんだ。食べ物関係で何か……」
ハル「さっきのパフェおいしかったですよね……あ、きました!これ、消化器官じゃないですか、口とか食道とか、だから答えは『い』です!」

正解のようだ。今度は……おかしい。今までの部屋と違う。四隅に柱があり、その柱の一本が光っているのだ。
ハル「ほら、

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Escape from the VRroom 22

ハル「えっとえっと、左の文字列が右に対応しているんですよね、ってことは良い女が娘になって……って、あ。」
「そういうこと。漢字で書いて合体させると、答えは『さお』だな」

正解のようだ。だいぶ簡単になったなぁ。
ハル「見てください、今度は対面の2面が光ってますよ」
主「そうみたいだねー」
「だからいきなり出てくるなって!」
主「いいじゃん、もうすぐこのStepは終わりなんだから。ほらほらいくよー」

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Escape from the VRroom 20

ハル「すいませーん!」
主「……あ、もしかして呼ばれてた?」
ハル「そうですー。えーっと、このタブレットって、過去の謎とか見れたりします?」
主「もちろんだよー。過去の謎も、君たちが解いている様子なんかも映像として録画されているから見てみてね♪」
「どれどれ……」
ハル「ほらこれですよ」
ハルがタブレットのビデオカメラのアイコンを押すと、様々な映像のサムネイルがある。名前もroom01から19まで

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Escape from the VRroom 18

ハル「これはさすがにヒントなさすぎでは」
「だな、困ってる」
ハル「7つあることには意味があるんでしょうね、しかも配置がなんか微妙ですし」
「こう、ずれてるよな。一番下の②が縦横でつながっていないのも気になる」
ハル「斜めだったらつながってるんですけれど……んー……!!わかりました!」
「まじか」
ハル「この文字、縦横斜めにつながってるじゃないですか、縦に「たて」って。だからきっと横に「よこ」、斜

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Escape from the VRroom 16

ハル「にすたすじゃないんですかー?」
「こういう謎解きの場合はだいたい意味を持つ言葉になる場合が多いからな。たしかに可能性はなくはないが」
ハル「にすたす、っと……ダメでした」
「何度間違えてもいい状況でよかったよな。さって、計算すると0、4、3、4だ。でもそう書かれていないってことは別の意味もあるってことだろう」
ハル「文字数も関係してます?」
「4文字4文字5文字4文字か。……なるほど。英語か

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Escape from the VRroom 14

ハル「数ってことはいろいろ当てはめればいけそうですよね!いーち、にー、さーん、よーん、ごー、ろーく、なーな、はーち、きゅー……」
「ちょっとまて、いーち、にー、さーん、しー、だろ?」
ハル「そこは別に勝手でしょー?私はずっとよーんだったんだから。そういえば、ななもしちって数えますよね」
「……ん?それだ!たぶん③が『し』だよ、上から順にいち、し、しち、はちだ。だから答えは『じち』」

正解の合図だ

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Escape from the VRroom 12

「ヒントが少なすぎる……」
ハル「たぶん76×160っていうのは大きなヒントですよね」
ハルはタブレットで76×160を検索しているようだ。それよりも気になるのは
「うっすらと左右にあるL字は何かのしるしだろうか」
ハル「んーーセンチ、ミリ……ん?あ、これかもしれません!」
「どうした?なにかあったか?」
ハル「これ、一万円札のサイズです。縦76mmに横160mm。へ―それぞれちょっとサイズが違う

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Escape from the VRroom 10

ハル「上下左右にアルファベットで何かを入れればいいんですよね……いや手掛かりがないですよやっぱり」
「……むしろそれが手掛かりかもしれない」
ハル「どういうことですか?」
「上下左右。それ自体が手掛かりってこと。上はUPで下はDOWN、左がLEFTで右はRIGHT。うん、文字数もぴったりだ。ってことは1から5を読むとNORTH,つまり答えは『きた』だ」

正解のようだ。今度は壁が隣接する2面が光っ

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Escape from the VRroom 8

「よく謎解きだと迷路を使った謎があってな。もうほぼ一般的にスタートがSで、ゴールがGっていうことになっている、気がする。
A「なるほどー。じゃゼロは形が似てるからOですかね?やまは?」
「やまを漢字にして右に回転させるとEに見える。つまり正解はGESO、『げそ』だ」

主「正解だよー!FirstStepクリアおめでとう!」
A「ありがとー!」
「おい、あいつに閉じ込められてるんだぞ?」
主「それに

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Escape from the VRroom 6

A「これって文字の数とか関係してるんですかね、順番に増えているけれど」
「確かに。順番に増えるっていうのは関係なかもしれないけれど、数は大事な気がする。杖、道具、力、こっちには共通点とかはなさそうだから文字自体が何かを表しているんだろう」
A「いち、に、さん、し……アン、ドゥ、トロワ、キャトル……ワン、ツー、スリー、フォー……イー、リャン、サン、スー……」
「道具、ツール……そういうことか!1個の

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Escape from the VRroom 4

「んー文字列も意味不明だし、3×3にもピンと来ない……」
A「とりあえず3×3のマス目書いてみます?」
Aさんはタブレットのメモ機能を使っている。というかそんなのあったのか。
「ずいぶんと慣れてるんですね」
A「いやー私も見たことないですけれど、なんかいろいろいじってたら出てきましてー。ほんとにいろんな機能があるみたいですよー」
にしてもヒントが少なすぎる。今のところわかっているのは『答えは仮名二

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