Escape from the VRroom 12

「ヒントが少なすぎる……」
ハル「たぶん76×160っていうのは大きなヒントですよね」
ハルはタブレットで76×160を検索しているようだ。それよりも気になるのは
「うっすらと左右にあるL字は何かのしるしだろうか」
ハル「んーーセンチ、ミリ……ん?あ、これかもしれません!」
「どうした?なにかあったか?」
ハル「これ、一万円札のサイズです。縦76mmに横160mm。へ―それぞれちょっとサイズが違うんですね」
「知らなかった……で、真ん中の文字列は?」
ハル「わかりません!」
「えばっていうことじゃないだろう。ま、でも大きなヒントだ。一万円札の何かが『シタ』で何かが『シエ』なのだろう」
ハル「しかもシエってカッコで囲まれてますよね、これも意味がありそうです」
「カッコってことは予測なのかもしれない。こうなるだろう、っていう未来の話」
ハル「はいはーい!わかっちゃいましたよ!これ、肖像画の人です、しょうとくたいし、ふくざわゆきち、しぶさわえいいち。だから答えは『ふゆ』です!」

正解の合図があった。壁は今度は隣り合う2面が光っている。
「たいしたもんだ。えらいな」
ハル「えへーすごいですよね!私だんだん楽しくなってきました!」
そしてまた部屋を移動する。

ハル「謎解きって割と面白いですね」
「まぁ解けない時の悔しさはあるけれどな」
ハル「今のところは全部解けてますもん!」

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ハル「植物と動物?」
「しりとりになっているわけでもないし、どうしたもんかな」

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