「まだ悲しい」ということ #190810
「悲しみは時が癒してくれる」と思ってきた。ごはんが喉を通らないくらい悲しいことがあっても、気づけば美味しく食べられるようになってきたから。咽び泣いても、いつかは眠ってしまっていたから。
でも、「癒されたくない」「まだ悲しい」という言葉に、なぜか共感したのだった。
そのときの悲しみを、忘れたくない。悲しかった私を、忘れたくない。なぜだろう。
この記事に書かれている悲しみへの敬意とは、少し違う気がしている。過去への執着に近い。過去の私が、今の私に繋がっていると思っているから、