【育児】指先トレーニング第一歩

1歳2ヶ月の次男が、あー！あー！と何かを訴えてきました。おやつが欲しいのかか？抱っこしてほしいのか？眠たいのか？
とりあえず抱っこをしてみました。

あー！あー！　　
違ったようです。
手を伸ばした先には、長男の貯金箱がありました。
これは長男がお手伝いをしたときの報酬をいれる貯金箱です。

透明になっており、中身が見えるその箱は、次男にとっても魅力的に見えたようです。
お金を落とされると困るので、少し減らしてから次男に渡します。

すると、目をキラキラさせ貯金箱の観察が始まりました。
横から、上から、下から穴が空くくらい観察し、時には振って中身がからんからんと鳴る音を楽しみ、飽きたら投げて、こちらの反応を見ています。

そのうち、貯金箱の中に入っている小銭に興味を持ったようです。
貯金箱の中にお金をいれる様子を見せると、僕も！
と言うように私からお金を奪い取り、一生懸命に真似して穴に入れようとします。

穴の向きを変えたら入れやすいかな？

なかなか最初のうちは入りません。しかし、何度も繰り返すうちに、穴に引っ掛り、指を離すとお金が入って行くことに気付きました。すると表情が変わり、取り憑かれたようにお金をいくつも貯金箱に入れていきます。

「すごい！」と声をかけたいのを我慢して、その様子をじっと見つめます。集中を切らさないためです。
何度か繰り返し、にこにこして他のおもちゃへ歩いて行きました。


指先は第二の脳。　
と言われるくらい、指先を使うことは脳の中枢神経を刺激し、発達を促す作用があります。
今回の様子を見て、子どもは自分から成長したがってるんだな、と感じました。
こちらから無理に何かをさせなくても、ちゃんと子どもは遊びの中から成長していくようです。

ただ「やりたい」気持ちを摘み取らないよう、気を付けて育児しようと、改めて感じる出来事でした。
(それがなかなか難しい　笑)

他にも指先使う遊びを考えて、そっとおもちゃ箱に入れておきたいと思います。