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【趣味#1】ガンダムSEED FREEDOMみました

どうも、すべっかむです。

20年の時を越えて

種の新作映画がやるというミラクルが起きました。

10年くらい前のサンライズラジオで福田監督がシードの劇場版、進んでますよって言ってましたけど

今やるとはね笑

というわけで、、

種世代の僕は当然観に行きました。

こっからは一部映画の内容を含みますのでご注意下さい。





僕らは20年経ってますが

作品内では種死からそんなに経っていません。

でも、新しい機体、新しい戦艦、新しい組織

開始からいきなり「新作」の洗礼を受けるわけです。

少し戸惑いながらも、慣れるわけです。

慣れてきた頃に全滅して

後半のあの展開ですよ。

これだよ!これが俺たちの観たかった種の新作映画なんだよ!!

とにかくありがとうと伝えたい一心で筆を取りました。


何だか時代が追いついたというか、僕らが成長したというのか、当時とは作品の印象が少し変わりました。

元々、イラク戦争などの当時起きていた戦火の悲惨さを伝えたいという監督の思想の濃い作品でした。

核ミサイル、サイクロプス、レクイエムなど
結構グロい演出が多かったです。

お話の本筋が
ナチュラルとコーディネイターのいがみ合いです。

パイロットとして戦っていく中で思想に目覚めて

どちらの側でもない第三勢力として
戦争を止めるために圧倒的な力で戦場を制圧していくキラ

視聴者だけでなく、スパロボなどの作品でも彼のやり方に異議を唱えられていました。

種死ではキラ達がデスティニープランという
全人類に遺伝子レベルで本人に最適な役割を与えて幸せに暮らそう!という計画を防ぐわけです。

自分のことは自分で決める!愛だ!思いだ!と

種世代で当時オタクだった人種の思考からしたら
あれ?デスティニープランよくね?
キラ達は何を言ってるの?という思想の人が多かったので

機体は好きだけど脚本は意味わかんねって評価の人が一定数います。

ただ

これが20年を経て
まさかの今の時代の我々世代に刺さるわけですよ

観た人の感想に
「今全人類に見てほしい作品です」って
ありましたが

まさにそうです。

コスパ、タイパ
好きなことで生きていく
ジョブ型雇用、フリーランス

テクノロジーによって色んなことが効率化されている現代社会

コスパのいい最適化された何不自由無い暮らしは本当に幸せですか?

劇中で
「自分のことを大切に思っていない人に自分のことを決められたくない」みたいなセリフがありしたが

論理vs感情の戦いがまさにこれなのです。

若手を育てるには論理的に指導していくのか
共感しながらさせながら指導していくのか

大人が6人集まって1日議論したことがありますが平行線でした。

それくらい重たい内容を20年提示しているのがこの種という作品で

主人公のキラは20年悩んでいます。

そんな作品です。

映画の尺に合わせるために、エンタメ作品として完成させるために敵が分かりやすく敵のムーブをかましてきます。

もっと長尺でキラの苦悩を見てみたい気もしますが疲れそうなのでこれでいいことにしておきます。

あとは種死ではシンの使い方に迷いがありましたが

20年でシンの役割がハッキリして良かったです。見せ場も貰えて良かったね


そんなわけで
興奮冷めやらぬ中

誰かと語り合いたい一心で
ここに書いてみました。


まだ見てない種世代は絶対観にいってください。

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