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一番強い表現者は、一番キモいものをさらけ出せたもの?

ある決断をするにいたった、精神作用の細かい働き。
そこを文章に起こすと作品になる気がしている。

1.キモいもの含めてさらけ出す

キモいもの含めてさらけ出しただけの状態。
これは刺さる人には刺さるが、作品とは言えない状態。
読み手が情報を得るために、脳内整理をする手間が生じる。
そのため、最後まで読まず途中で離脱する人が多い。

2.(1)を少し整理して、精神作用についてまとめる

「1人の人間の、偏執的な特徴」などが出ていると、それに共感する者がいたり、外野から面白がる者がいたり、何かの参考にする者がいたり、(1)よりは需要が生まれる。

3.(1)の文章を美しく整理して、ストーリー仕立てにする。

→夏目漱石の「こころ」が出来る。

4.(1)を映像作品にする

タランティーノのメメントモリみたいなのができるかも。

創造者は、キモいを恐れていたら食っていけない。
腹を括るべきなのかも知れない。

モテだけが動機で表現してる人に足りないのはそれ、
ヤバいところに踏み込む覚悟、そもそも、作るの意義に踏み込む快楽を知らないのかなって思う。

あと、「アーティスト」に執着するのってダサいよねって思った。
誰かが作った「アーティスト」というカテゴライズなんて糞くらえ、
そういう魂こそが、ソレなんじゃないのって思う。

「僕アーティストでしょ」って見せたいと思ったら、アーティストはおしまいな気がする。

とは言え、村上隆さんの「芸術起業論」から
アートのコンテクストを踏襲する必要性についても私は同意している。
それでも、自分自身の源泉たるものは持ってていいんだと思う。


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