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矢口れんとさんのBLファンタジー物語「葬舞師と星の声を聴く楽師」をおすすめ致します♪

こんにちは。今回は「創作大賞2023」に果敢に挑戦されている、矢口れんとさんの作品「葬舞師と星の声を聴く楽師」のレビュー応援記事となります。

美しい舞手のアシュディンと、異質のリュートのような楽器を奏でるハーヴィド。ストーリーは彼らの出会いから、さまざまなアクシデントをともに乗り越えることでお互いの慕情を少しづつ深め、やがてそれは国を揺るがす大きな出来事へとつながっていきます。

文章で音楽や舞の美しさを描くという難易度の高い挑戦、そしてどんな登場人物にもひとりづつ血の通った人間として描かれている優しさ。大きな出来事の起こるラストへの疾走感、この物語には魅力がこれでもか、というほどに盛り込まれています。

こじれながらもしあわせになれるようなBLが読みたい、すこし変わった異世界のファンタジーストーリーが読みたい、ふたつの望みを叶えてくれる、素晴らしい作品。

読まれていない方は、ぜひ一度物語を紐解いてみてくださいませ♪

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