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最近はもっと本格的に仕事で英語を使うために、がっつりやり直し中なので、noteでもたまには英語学習の話しでも書いていこう。

英語学習のメインは、大学受験生のような感じで英文法やり直し、英文解釈やり直し、英作文やり直しって感じでやっているけど、今日紹介するのは、少し息抜きしたい時のためのネタ。

それはスクリーンプレイの『プラダを着た悪魔』を読みつつ、映画を見たり聴いたりすること。

知っている人も多いかもしれないけど、スクリーンプレイというのは、映画のセリフを全部書き起こして、単語の解説などものっている本。

名作映画完全セリフ集『スクリーンプレイ・シリーズ』は、映画のセリフとト書き(シーンの説明)を完全に英語および日本語で文字化したもので、映画をバイリンガルな読み物として楽しむことができ、また英会話学習にも利用できるシリーズの名称です。
出所:https://www.screenplay.jp/sp-series/about

ウェブでこれまで出ている映画の一覧を見ると、本当にいろんな映画のものが出ている。今はこの中から『プラダを着た悪魔』を活用中。

映画「プラダを着た悪魔」は2006年に公開された際に見に行って以来、別にファッションに興味があるわけでもないのにハマってしまった。

主人公のアンディ(アン・ハサウェイ)とか、個人的に好きなキャラのナイジェル(スタンリー・トゥッチ)が、仕事をとおして思い悩んだり、成長していくのを見て、当時、仕事でかなり苦労していた自分として感情移入しやすかったのがハマったきっかけだと思う。

それからDVDを買って、その音声だけをファイルに落として、iPod(当時)やiPhone(今)に入れて、暇があれば移動中とかにずっと聴いていた。

そうして聴き取れる部分はだいぶ増えてきたけど、なかなかわからないものはわからないまま。

それで、スクリーンプレイ版『プラダを着た悪魔』を読みながら、「ほー、あそこはこういうことを言っていたのか!」という感じで勉強している。

何度も何度も聴いて聞き取れなかった部分を文字で読むと、とっても頭に入りやすい。そういう状態で文字を読み、頭で理解したあとに、また聴いていると、出てくる表現も自然と覚えてしまう。

例えば、ミランダ(メリル・ストリープ)に怒られたアンディがナイジェルに文句を言いに行く場面。そこでナイジェルがミランダがつくっている雑誌ランウェイのすばらしさを語る部分がある。

スクリーンプレイでその部分を見ると、こんな感じ。

You think this is just a magazine? Hm? This is not just a magazine. This is a shining beacon of hope for...

この部分はナイジェルが熱く語っている部分だし、アンディが変わっていくきっかけにもなっている場面としてお気に入りなので、ナイジェルの口調まで思い出せてしまう。

そうしたら、今日読んでいた英語の記事で、この a beacon of hope (希望の光というような意味)がそのまま出てきたので「あれだ!」となった。

語彙を短時間で一気に増やしたいというときは、市販の単語帳を使った方が速いし、自分もこれまでも今もいろんな単語帳を使っている。

でも、それはあくまで文脈から切り離された語彙として覚えただけなので、あとはこういう感じで、いろんな場面でそれらの語彙に触れていくことで、自分の中で「使える語彙」になっていく。

そういう意味でも、語学力を伸ばすためには机に向かっての「勉強」と、実際にその言葉を使う(読む・聴くも含む)「実践」の両方をうまく組み合わせながらやっていくのが良い。

その「実践」は、自分の仕事に直結するものが良いのはたしかだけど、たまには楽しんでやるのも息抜きになる。

そんなときに、このスクリーンプレイのシリーズがおすすめ。

ちなみに「プラダを着た悪魔」は、こんなiPhoneアプリもあるので、併用してみるといいかも(実際に自分も活用中)。

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Photo by Denise Jans on Unsplash

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