スクラップアンドビルド

昨日はnoteを公開できませんでした。がーん。

これに関しての向き合い方はとてもむずかしいです。お金をいただいているわけでもないし、公開しなくても誰にも迷惑がかからない。誰かに怒られることもない。私が昨日更新していないことに気づくのはおそらく私1人しかいないです。

自分との小さな約束を守ることは、少しずつ自信につながっていきます。だから、逆にそれを守れなかったことはもしかしたら自分への失望へとつながるのかもしれない。
ただ、今までそうやって小さな失敗にいちいち凹んで引きづられていたから、自分に完璧を求めると弊害も伴うこともなんとなく想像がつきます。
だから、うーん。公開できなかった☆てへっ☆くらいでいいのでしょうか。

誰が読んでくれているかもわからないし、毎日リアクションがくるわけでもない、もしかしたら誰も読んでいないのかもしれない。そんな毎日のnoteは、承認欲求のようなものとの決別にはすごく力になってくれていると感じます。反応があろうとなかろうと、ただ淡々と自己と対話して、すこし外向けの文章にして、公開する。その繰り返し。その一見孤独とも思える一連の流れが、不思議と心地よかったりします。

毎日書いたからどうなるとか、大きな目的とかはあまりないけれど、目の前にあるものを1つ1つクリアしていって、ふと振り返ったときにはにきっと「こんなに書けた」という財産になってくれるのだろうなあ。少しずつその感覚は芽生えてきています。いま欲しいのは、気がつけば自分のスタイルが確立してきた、という感覚。それがわかったら面白そう。早く出会いたいです。

そしてなんだかこの、淡々と繰り返していく様子に聞き覚えがあるなあと思ったら、又吉さんの「火花」と同時期に芥川賞をとっていた、羽田圭介さんの「スクラップアンドビルド」という本でした。あの描写は当時の私には難しすぎたけれど、今なら何かを感じ取れるのかもしれないです。レッツゴートゥーザライブラリー。

ということで、昨日はnoteを公開できませんでした。てへっ☆
でも、とっても楽しいです。

明日は山田孝之さんプロデュースの映画「デイアンドナイト」の全国公開です。秋田の景色がどんなふうに写り込んでいるのか。山田さんをはじめとする制作チームが、その風景でなにを表したかったのか。
理解力が乏しいので、きちんと解釈できるかわからないけれど、楽しみです。

おわり

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