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息苦しいルールにどうつきあっていくのか。中国の人々から学ぶ

松井博さんが興味深い記事を書いていました。

先日バズっていた「異常な数の袋を準備することを保護者に要求する幼稚園」のツイートをもとに、なぜこうした誰得な、細かすぎるルールが生まれるのかを解きほぐした記事です。面白かったです。

日本はとりわけ人々の悪平等的な意識や、もめ事をできる限り事前に回避しようとする指向が強く、ヘンテコなルールでガチガチになってしまいやすい部分があるのかもしれません。

日本人はこういうルールで自縄自爆になりがちだというのは本当にその通りで、どうにかならんもんかねえと思います。

それはさておき、こうした息苦しさに関して、中国の人々のルールとの付き合い方や、ここでの生活の経験から参考となることが書けるような気がしたので、今日はそれについて書いてみます。

わけわからんルールは中国にもある

ここで「中国には日本みたいなややこしいルールはないから息苦しくないよ」ということができれば話は簡単なのですか、そう単純でもありません。中国にも、それはそれでわかりにくいルールとか、それにともなう辛さは存在しています。

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