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狼が引っ込み、広末が出てきた中国の外交官事情

昨日のマガジンで少し触れましたが、去年の9月から中国外交部の報道に就任した毛寧さんという人が、「美人」「広末涼子に似ている」ということで一部で評判です。

就任当時の日経新聞の記事より

いまどき人の見た目の評価についてうんぬんするのもアレなので、あまり深くは言及しませんが、まあ人気が出るというのもわかるような、整った顔立ちをされています。広末に似ているかどうかの判断は読者の皆さんに任せることにします。

毛寧さんは湖南省出身で、ジョージ・ワシントン大学で修士号をとった才媛だそうです。またちょっと根拠が怪しい話ではありますが、毛沢東と同じ氏族の出身で、縁戚に当たるのではないかという話もあります。少なくとも名家の生まれではあるのでしょう。

中国外交部のページより

中国外交部のホームページでは、いま外交部の報道官として記載されているのは毛寧さんを含む3人。実際に定例記者会見で各国報道陣の矢面に立っているのは、上の画像で中央に写っている汪文斌さんと、毛寧さんが半々くらいのようです。毛寧さんの姿を日本のニュースなどで見たことがある人も多いのではないかと思います。

あの「戦狼」は今どこへ

ところで中国の報道官といえば、近年では「戦狼外交」とも言われるような諸外国への攻撃的な外交姿勢を、最前線で担う人々となっていました。

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