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アレな中国が好きな自分と、それでいいのだろうかという話

今日は短めの思考メモ的なものです。

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こんなツイートをしたところ、そこそこ伸びました。

画像は近所のスーパーで撮ったものです。

言わずもがなですが、これは日本の老舗のインスタントラーメンである「出前一丁」のパッケージをパクった商品でしょう。出前一丁は特に香港を含む中国の南方で大きな人気があり、よく食べられているのですが、その人気にあやかろうとしたものであることは明白です。似てるような似てないようなキャラクターの、絶妙のニヤケ顔がこちらの脱力感を誘います。

画像につけたツイート文(あ、もう「ツイート」じゃなくなったんだっけ)からわかるように、僕は中国においてこういう意識の低いものであるとか、アレなものを探すのが大好きです。

僕がライフワークとして日々ハンティングしている「怪しい日本語」も、いうなればそのような意識の低い中国に属するジャンルのものであるでしょう。

こうしたものを探すのは、ある意味では「中国的なもの」に対峙することに疲れ、アイデンティティの揺らぎを経験している僕にとって、数少ない癒しとなっています。こういうものを見つけると、嬉々として写真を撮り、保存しておきたくなります。

ただ、それもどうなんだろう、という気も少ししているのです。

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