気がつけば中国が低カロリー商品だらけな件
中国で生活していて、気がつけば周囲がカロリーオフやゼロカロリー、シュガーレスの商品だらけになっています。
これは近所のスーパーで見つけた、ゼロカロリーのレモンティーです。中央には「脂肪ゼロ・砂糖ゼロ・ゼロカロリー」と書かれています。この他にも日本で馴染み深いゼロカロリーのコーラなども含めて、たくさんのゼロカロリーの飲み物が並んでいます。
有名どころでは、「元気森林」という無糖の炭酸飲料があります。たぶん中国でもっともよく知られている低カロリー飲料ではないかと思います。ここ数年で大きな人気を博し、いまやコンビニでも自販機でもしょっちゅう見かけるようになりました。
せっかくなので近くの自動販売機で買ってきました。ピーチ味です。飲んでみるとすっきりした味わいで、普通においしいです。
余談ですがこの元気森林、「元気」という名前からも分かるように、かつては日本っぽいイメージを売りにしていました(「元気」という単語はもともと中国語の語彙にはなく、日本語由来です)。しかし、近年はメイソウなどを含めた日本風企業が叩かれがちであることなどから、そのイメージを徐々に消し去ろうとしているようです。日本漢字である「気」という字も、簡体字の「气」に変えられ始めています。
飲み物以外にも、ゼロカロリーやシュガーレスを謳う商品はたくさんあります。特に多いのはお菓子系ですが、最近見た中ではシュガーレスのオレオクッキーなんてものが売っていました。
もともとオレオは中国において普遍的というか、それこそどこにでも売っているレベルの国民的なお菓子なのですが、シュガーレスのものが出ているとは知りませんでした。ちなみに他の国にもシュガーフリーのオレオは存在しているようですが、日本にはないっぽいです。
せっかくなのでこれも買ってみて実際に食べてみた(中身の写真は撮り忘れちゃいました)のですが、味はほとんど普通のオレオと変わりません。すごいというより、本当にシュガーレスなのか疑わしくなってしまうほどです。
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僕の感覚的なことだけではなく、中国においてはこうした商品の市場がどんどん拡大しているそうです。特に若年者の間で健康に対する意識が高まり、一種のブームとなっているようです。
こうしたシュガーレス・カロリーオフの商品が台頭しているのを見ると、中国も変わったなあと思います。というのも、僕が中国に来たのがだいたい8年前くらいなのですが、その当時はこうした商品を見た覚えがあまりないからです。
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