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学び合い②

新潟から帰り、早速授業に活かそうと思い、アクティブラーニング型の授業を読み実践しました。

結果から書くと、子供たちの動きがかなり変化しました。

これまでの教えない授業では、授業の始めに目標を立て、手段を自由に選択し、終わったら仲間の為に教えに行く。最後に教師がまとめる。という方法で行っていました。

手段を自分で選ぶ自己決定の機会や仲間に教えるコミュ力表現力について高めるなどを伝えてきました。

これまでの授業では、教える側の人は固定され教えられる側は常に聞くばかりであった事に気付きました。

教えられる側の人にも教える機会を与える為にミッションの中に『3人の仲間に説明する』をいれると良いと教えてもらい、早速取り入れました。

このおかげで、プリントが終わり仲間に教え終わった人も仲間の為に話の聞き役という役割ができたので、行動の指示がし易くなりました。

また、外国籍の仲間や学習が苦手な仲間に教えるが理解されずに諦めてしまう生徒がいました。その生徒には、『社会に出てもからも自分の伝え方が一通りだと伝わらないことが多くある。いろんな方法で伝える力も必要になるよ』と伝え、諦めずに仲間に教える姿が見られました。

自分で教えることができなかったら他の仲間に助けを求めれば良い、そんな役割も必要であると学んだみたいでした。

全員で何かを達成するために全力を尽くしているか。という言葉は誰一人見捨てない。になり得る掛け声だと感じました。

主体的で対話的で深い学びのできる授業は、学び合いの授業との親和性が高いのでぜひ試してほしいと思いました。