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AZ-900(マイクロソフトAzureの基礎)を取得するまでにやったこと

2022年6月に「AZ-900 Microstft Azureの基礎」認定試験を受けて合格しました。
合格までに使用したツール、参考書、勉強方法について記録します。

前提
 資格取得は、おまけ程度と捉えています。
 Azureで何ができるのか、どの程度簡単に実装できるのか、を知っておきたい。そのついでに資格取得をしたものです。
 全ての方に、この学び方が適している訳ではありません。試験合格だけを考えたら、少し遠回りと思います。
 試験の制度や内容、ドキュメントは変更の可能性ありますので、あえてリンクは貼りません。


[概要] AZ-900取得までに実施したこと

  1. You, Me &Microsoft (無償のオンライン講習)を受講

  2. Microsoft認定資格試験テキスト AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals (ISBN978-4-8156-1086-9)の章末問題と本文理解

  3. AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals 模擬試験問題集 (Udemy)を受講

受験
 ピアソンVUE、試験会場で受験 (無料バウチャーチケットを利用)

結果
 1回目で合格、914点/1000点 (合格ライン 700点)


実施したこと

1.You, Me &Microsoft (無償のオンライン講習)を受講 (12時間程度)

 マイクロソフトが実施する無償オンライン講習のイベントがあり参加しました。2時間x5日間、講義は1〜4日目、5日目は試験対策、の構成。リアルタイムではなく録画を視聴する形式です。
 この講習には、ラボ利用でAzureの使用感を体験できる、AZ-900の受験バウチャーチケットが付いている、といった利点もありました。
 Azureが全体的にどのようなサービスなのかを理解し易く、試験対策のポイントもあり良い内容でした。(例:サービスの名称変更、旧名称は◯◯、現名称は△△、移行期なのでどちらでも回答できるように、といった、書籍で気が付けない補足もあり役立ちました。)
 オンライン資料の案内はあるものの、講義で使用しているスライドの配布はありません。私は、2で記載するテキストを購入し、大切な内容はテキストに手書きで書き込んで、全ての情報を2のテキストに集約しました。一時停止しながら書き込みをして受講したので、所要時間は2時間x5日間よりは長くかかりました。

2.Microsoft認定資格試験テキスト AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals (ISBN978-4-8156-1086-9)の章末問題と本文理解(4時間程度)

 購入時点で発行日が最も新しいもの、という基準で本書を選びました。
 テキストの内容は、要点を押さえてAzureの全貌を理解し易く、章末問題も適度にあり、良い内容と感じました。
 活用の仕方ですが、各章ごと、まずは章末問題(10問前後)を解きます。知らない用語、オンライン講座で聞いたはずだけど覚えてないこと、が浮き彫りになります。その後、章本文を斜め読みし、理解してない箇所はしっかり読む、という方法を取りました。
 なお、全てのテキスト共通で言えることですが、このテキストのみでAzure全体の理解ができる、とは言い難いです。試験合格はこれ1冊で十分、とはならないと思います。
 試験対策とAzureサービスを学びたい、は別物です。私の主目的である"Azureサービス"を学びたい、という要望には十分な内容のテキストでした。

3.AZ-900:Microsoft Azure Fundamentals 模擬試験問題集 (Udemy)を受講(5時間程度)

 オンライン講座を扱うUdemyの擬似問題集で、試験対策に特化して学びました。
 2022年6月時点で、全430問の問題集です。これを3往復+α(移動中の最終点検)を行いました。
 1回目:正答率70%台
 2回目:正答率80%台
 3回目:正答率98%前後
といった具合に理解度は増して、試験本番に臨みました。
 擬似問題集にも、知らない用語やサービスは出てきたので、その都度、2のテキストに書き込んで、情報はテキストに集約したのは同様に行ないました。


受験

 ピアソンVUEで受験しました。なぜなら受験が無料になるバウチャーチケットはピアソンVUEのみ利用可能だったためです。
 受験場所は、試験会場と自宅を選べます。私は試験会場を選びました。別の受験で利用したことがあったから。使い慣れた方法、会場を選びました。
 マイクロソフト認定試験は初めてでした。マイクロソフトアカウントの登録などなど、多少、戸惑う場面はありましたし、試験申し込み手順書と異なる表示が出る場面もありました。良くも悪くも日々進化しているIT業界ならでは、かもしれません。
 状況を受け入れ、理解し、対処できることは、基本的な行動様式として必要なことなのだろう、と前向きに捉えて登録作業を進め、無事に受験登録しました。試験会場の混在状況ですが、土日は満席近く、平日は余裕あり、という状況でした。


結果

 1回目の受験で合格することができました。
  スコア:914点 / 1000点、合格ライン 700点
 という結果です。
 試験を終えての印象ですが、前述の3つのツールを活用して良かったと感じてます。いずれか欠けていたら、ギリギリのスコアになったのでは、と思います。
 結果としては、"Azureについて学びたい" という目的意識を持って取り組んだことが、試験結果としても余裕あるスコアに結びついたと思います。


今後の取り組み

 マイクロソフト認定試験の観点では、ステップアップ先としてAZ-104他があります。(2022年6月時点)
 私自身は、3大クラウドサービス(AWS, Azure, GoogleCloud)を活用できるようになりたいだけなので、Azure関連資格を受験する予定はありません。
 ですが、資格取得を行い、体系的に理解できていることを証明することの大切さも知っています。
 AWS, Azureは実際に使ってみて、その便利さ、手軽さの雰囲気程度を感じることができました。次は GoogleCloudにチャレンジします。その後、クラウド関連の実務スキル、認定資格のステップアップを考えていこうと思います。

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