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やっと「MOYAMOYA研究」が完成! 「beの肩書き」につづく、勉強家のワークショップシリーズ第二弾◎

こんにちは、勉強家の兼松佳宏です。

今回ご紹介する「MOYAMOYA研究」は、「beの肩書き」につづくオリジナルワークショップのひとつです。その内容は、日頃のモヤモヤをじっくり観察して、そのメッセージを受け取り、ワクワクする"ほしい未来"を描いていくというもの。

"ソーシャルデザイン曼荼羅"でいうと、ほしい未来(≒ビジョン)を見つけるためのワークになります。「beの肩書き」はあくまでソーシャルデザインの4大要素のひとつである「本来の自分」を探求するものであり、beの肩書きが見つかりそうな人には、次の機会としてMOYAMOYA研究をオススメしています。


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京都精華大学での18年度前期の授業でプロトタイプ版(いわばver0.1)を実施し、連続講座「空海とソーシャルデザイン2018」@東京で、正式に「MOYAMOYA研究」という名前に。その後は『beの肩書き』本の出版もあり、大学の授業以外で開催する機会はなかったのですが、ひとまずver0.5くらいまでの内容をまとめたのが、2月に公開したこちらの記事でした。

ひきつづき18年度後期と19年度前期での授業と、連続講座「空海とソーシャルデザイン2019」@東京や、滋賀県湖南町での「"1DAY"ソーシャルデザイン演習」などを経て、やっと2月に公開したレシピからアップデートしたver1.0として、お届けできることになりました。


〈MOYAMOYA研究のレシピ〉

MOYAMOYA研究では、以下のシートを使います。ペアを組み、ひとり45分×2人の約90分でじっくり進めてゆきます。

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こちらが完成イメージ。

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そして、大まかな流れは次のとおりです。

●「MOYAMOYA研究」のレシピ
①チェックイン
②レクチャー
③モヤモヤマップでモヤモヤを思い出す
④研究テーマのシェア

⑤感情を解放する①
⑥感情を開放する②=冥利に気付く
⑦ニーズを探求する
⑧慈悲を広げる
⑨自分の言葉で語る
⑩ほしい未来 宣言

⑪チェックアウト

それでは、さっそくワークショップスタート!


①チェックイン

1周目は「お名前/どちらから?/いまの気持ちや体調はどんな感じですか?」、2周目は、ワークショップでの題材となる下のア〜エの中から、思い当たることについてひとことずつ話してもらいます。

ア.  「もっとこうなればいいのに」と思うこと
イ. いつも怒りや悲しみを感じてしまうニュース
ウ. いま困っていること、悩んでいること
エ. 将来について不安を感じていること


②レクチャー

beの肩書きとは→beの肩書きを見つけるためのヒントという「beの肩書き」の流れを参考にしつつ、もう少し丁寧に、

ほしい未来とは → ほしい未来はどう見つかるのか → ヒントとしての煩悩とは → 煩悩をほしい未来に転じる6つのステップ

としました。ちなみに"煩悩をほしい未来に転じる"という根本的な考え方は、空海思想に影響を受けています。

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ここで6つのステップの思想的な背景も合わせてご紹介しておきます。長くなってしまったので、ワークの具体的な内容を知りたい方は、スキップして③モヤモヤを思い出すまで進んでください。


●煩悩をほしい未来に転じる6つのステップ
〈step1〉注意を向ける
〜マインドフルネス〜
〈step2〉感情を解放する
〜カタルシス効果〜
〈step3〉冥利に気付く
〜リフレーミング〜 
〈step4〉本当のニーズを探求する
〜システム思考〜 
〈step5〉慈悲を広げる
〜コンパッション〜 
〈step6〉自分の言葉で語る
〜パブリック・ナラティブ〜 


〈step1〉注意を向ける 〜マインドフルネス〜

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「beの肩書き」の雰囲気はどちらかというと"ワイワイ"という感じでしたが、「MOYAMOYA研究」では、もう少し落ち着いて自分の心の声と向き合うようにしたいと願っています。そのための最初のステップが、心と体の状態に注意を向けるマインドフルネスです。

いまここに注意が向いていない、いわゆるマインドワンダリングの状態でモヤモヤと向き合ってしまうと、かえって傷を深めるなど逆効果になることもあるからです。ここではおなじみのチャディー・メン・タン『サーチ・インサイド・ユアセルフの「やさしい手法」や「もっとやさしい手法」を参考に、2分間の沈黙を体験してもらいます。

マインドフルネスは、どこか別の場所に行くことではなく、今すでにいる場所に完全に存在し、その完全な存在と意識の力を、今この瞬間に認識することなのだ。
チャディー・メン・タン
頻繁にやれば、心に本来備わっている穏やかさと明瞭さが深まる。人生の一瞬一瞬を十二分に味わう道が開ける。どの一瞬もかけがえのないほど貴重なのだ。これは、私を含め、多くの人にとって人生が変わるような練習になる。
チャディー・メン・タン


〈step2〉感情を解放する 〜カタルシス効果〜

モヤモヤを感じたとき、私たちは2つの選択肢を取ります。ひとつはじっくり向き合うこと、もうひとつはフタをすることです。

自分の心身の状態や状況に合わせて、いったんフタをすることが懸命な判断であるときもあります。とはいえ、いつかその感情が飽和点に達してしまったとき、大爆発を起こして、鬱状態のような反動につながってしまうこともあります。

「不安や緊張の原因となっている欲求や感情や衝動を、言語や行為を通じて解放すること」を心理学ではカタルシス効果と呼んでいますが、できることなら日々のモヤモヤを小さく解放しつづけるほうがよいのです。このあたりのワークの進め方は、ジョアンナ・メーシー『アクティブ・ホープからかなりのヒントを得ています。

怒り、不安、悲しみ、罪悪感、恐れ、そして絶望といったさまざまな感情を含む「世界に対する痛み」は、傷ついた世界に対する正常で健全な反応である。
ジョアンナ・メーシー
この世界に何が起こっているかについて、自分が知っていること、目にすること、感じることをあるがままに語ることができるとき、ある変容が起こる。行動しようという決意はより固いものになり、人生に対する新たな情熱が生まれるのである。
ジョアンナ・メーシー


〈step3〉冥利に気付く 〜リフレーミング〜

「beの肩書き」同様、理解や解釈の枠組みそのものを捉え直す"リフレーミング"はとても重要です。そのときにヒントとなるのが、仏教的なリフレーミングとでも呼べそうな"冥利"というキーワードです。

1. 仏・菩薩が人知れず与える利益。
2. 知らず知らずの間に神仏から受ける利益や恩恵。
 また、善行の報いとして受ける幸福。
3. ある立場にいることによって受ける恩恵。
【冥利】(デジタル大辞泉)

呼吸を整えて、感情を解放して、まっさらな気持ちでモヤモヤを眺めてみたとき、実はそのモヤモヤと向き合ってきたからこそ、知らず知らずのうちに受け取っていた利益があるはずです。そうした冥利を自覚すると、モヤモヤは自分宛に届いた大切なメッセージであることに気づくことができます。

仏教では客塵煩悩といいますが、メッセージを受け取ったら、その煩悩にそのことを感謝し、帰ってもらえばいいのです。ここからいよいよ、モヤモヤはワクワクへと転じてゆきます。

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〈step4〉本当のニーズを探求する 〜システム思考〜

遠回りのように感じた方もいるかもしれませんが、MOYAMOYA研究では、こうしたメンタルを整えるプロセスが何より大切という思いが前提にあります。それくらい煩悩の周辺には罠がたくさん潜んでいると思うのです(僕自身の自覚も含めて)。

ざっくりいえば、煩悩とは「思い通りにならない」という気持ちの裏返しです。そこには何らかの解決すべき本当のニーズがあるはずなので、じっくり観察し、分析してゆくことが大切になりますが、そこから生み出される仮説はメンタルモデルに大きな影響を受けます。だからこそ「本当にそれを必要としているのか?」をマインドフルに振り返る時間が大切なのです。

そして、この段階で強力なツールとなるのがシステム思考のコネクション・サークルです。これは円状に要素を並べ、そのつながりを可視化してみるというシンプルなものですが、現状を把握するのにとても役に立ちます。

さらに、最近ではシステム思考に"コンパッション"という考え方が加えられ、「Compassionate Systems Framework(共感システムフレームワーク)」というメソッドも開発されているそうです。ごくシンプルにいえば、コネクション・サークルであぶり出された各要素を、そのまま表面的に解決しようとするのではなく、吹き出しをつかってそこにある感情を表現し、その心の声に応えていこうというものです。

この時点で当初のモヤモヤは、思いもよらなかったニーズにつながっていくというまさかの展開をみせます。こうしたさまざまなアプローチを重ねることで、モヤモヤの研究はさらに深まっていくのです。

システムのさまざまな要素がどのように一緒に変動するか、しないかを観察するのは、とりわけ興味深いことです。何が起こるかについての人の理論に耳を傾けるのではなく、実際に何が起きるかをじっと見ることで、多くの軽はずみな因果関係の仮説を論破することができます。
ドネラ・H・メドウズ


〈step5〉慈悲を広げる 〜コンパッション〜

本当のニーズが見えたからといって、終わりではありません。むしろここからが"ほしい未来"を描いていくもっとも重要なステップの始まりです。

自分ひとりの問題だと思っていたことが、実は社会のある現状を象徴しているかもしれない。こうして"わたし"の範囲をちょっとだけ広げてみることで、ひとりよがりではない、自分のため=他者のためという、真のほしい未来が浮かび上がってくるのです。

ここでは、ジョアン・ハリファックスさんが開発した「AWARE」ワークショップを参考に、あなたと同じような悩みを持つ人たち、あるいは、あなたが気にかけている人たちを、“もうひとりのわたし”として感じ、彼らが本当に求めていることを深く探求してゆきます。

When we recognize that there is no separate self, and that all beings and things are interconnected, we are ripe for universal compassion.
Joan Halifax


〈step6〉自分の言葉で語る 〜パブリック・ナラティブ〜

最後のステップでは、出会ったほしい未来を、他者に届けることを目指します。このときヒントとなるのが、マーシャル・ガンツ博士が提唱する「コミュニティ・オーガナイジング」の考え方であるパブリック・ナラティブです。

なぜ自分が行動を起こしたか、自身のストーリーを語って聞き手の共感を呼ぶこと(=Story of Self)。聞き手と自分自身が共有する価値観や経験といった“私たち”のストーリーを語り、コミュニティとしての一体感を創り出すこと(=Story of Us)。いま行動を起こすことについてのストーリーを語ることで、共に行動する仲間を増やすこと(=Story of Now)。これらが有機的に組み合わされた、人の心を動かす物語を、パブリック・ナラティブ(公で語る物語)と呼んでいます。
http://communityorganizing.jp/co/info/

なぜ、わたしはその未来がほしいのか。なぜ、それはわたしたちにとって大切なのか。なぜ、今すぐ取り組む必要があるのか。そうしたストーリーこそが、私たちにとっていちばん大切なことを思い出すきっかけとなり、人々をつき動かすパワーとなります。

ただ単に深刻なデータを羅列されてもいまいち行動につながらないように、人が動くためにはまず心が動かされる必要があるのです。

ここで何を語るのかといえば、モヤモヤ(煩悩)がワクワク(ほしい未来)に転じるまでのプロセスです。そして最後に、誰もが共有できるようなスローガンをひとことでまとめてゆきます。

長くなりましたが、以上が6つのステップの思想的背景になります。


③モヤモヤマップでモヤモヤを思い出す

ここから、ワークの具体的な内容に入ります。

〈お知らせ:2019/11/15に大幅更新しました〉

最初のステップは、自分の中のモヤモヤを思い出す時間です。偏愛マップの要領でA4の紙に書き出していきますが、センシティブなこともあるかもしれないので紙に書いた内容は参加者同士では共有しません。

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MOYAMOYAマップでモヤモヤを書き出したら、次の3つの条件にあてはまるものをひとつ研究対象として選び、ワークに入ります。

① 何度も同じパターンを繰り返していて、そろそろしっかり向き合うべきだと思う
② 自分一人でも、あるいは仲間の協力さえあれば何とかできそうなことだと思う
③ 今のところ、ある程度は整理がついているので、この場で共有しても大丈夫だと思う


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最初に紹介するのはMOYAMOYA研究員の心得です。安心できる雰囲気づくり、他者への関心、頭よりも体と心といったグランドルールを共有していきます。

次に、研究対象として選んだモヤモヤに「〜〜すぎ問題」という名前を付けます。例えば、いま困っていること、悩んでいること夫婦喧嘩だったとすれば、「夫婦喧嘩多すぎ問題」とします。

そして、ワークシートの右下にそれを記入します。

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つづいて、ワークシートの右上に、「夫婦喧嘩多すぎ問題」なら「夫婦喧嘩多すぎない未来」というふうに、「〜〜すぎ問題」を単純にひっくり返した「〜〜ない未来」を記入します。「時間がなさすぎ問題」のように"なさすぎ"、となった場合は、適宜"ない"を消して「時間がある未来」としてください。

日本語的にはおかしいかもしれませんし、まだワクワクするものではありませんが、"ほしい未来"のたたき台の完成です。

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2人とも完成したら、「〜〜すぎ問題」になにを選んだのかをひとこと程度で共有します。その後、例えばMOYAMOYAマップにたくさん書いたほうが先、など1人目の語り手を決めます。一人分のワークの所要時間はおおよそ40分くらいで、1人目が終わったら語り手と聞き手の役割を交代します。


④研究テーマのシェア

ひとりめの語り手が決まったら、語り手がスライドで指示された言葉の通りに語りをはじめるオープン・センテンスという手法を用いて、研究テーマを共有してゆきます。話が終わったり、途中で躓いた場合は、もう一度最初に戻ります。

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⑤感情を解放する①

研究テーマのシェアが終わったら、30秒間、目を閉じて、体や心の動きに注意を向ける時間をとります。呼吸を整えながら、からだのどの辺りが、どんな反応しているのか、体のどこかにわだかまりやざわつきがないか、モヤモヤを語ったあとの自分自身と深く向き合います。

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30秒経ったら、聞き手が語り手に以下の質問をします。恥ずかしい気持ちもあるかもしれませんが、できるだけ素直に、言葉にしてみてください。

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⑥感情を開放する②=冥利に気付く

次のステップでも、聞き手が語り手に質問をしてゆきます。正解というものはないのでしょうし、無理に見つけようとしなくも大丈夫です。ただ、何を学んだのだろうか?という問いを、大切にしていただけたらと思います。

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⑦ニーズを探求する

感情を解放し、冥利に気づいたことで、モヤモヤとほどよい距離感をとることができます。そうして囚われたり、振り回されたりしなくなったことで、初めて落ち着いてモヤモヤの本当の原因を観察することができるようになります。

ここでシステム思考のツールのひとつ、コネクション・サークルをペアで考えてみます。最初は「夫婦喧嘩が多すぎるのはなぜ?」「ちょっとしたことで苛立つのはなぜ?」と聞き手が掘り下げていきつつ、聞き手も語り手が気づいていない要素があればぜひ提案してみてください。

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ある程度、要素が出揃ったら、各要素に潜んでいる本当のニーズに耳を傾けていきます。各要素に「本当は〜〜がほしい」「本当は〜〜したい」という心の声を加えていきます。

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ここからがモヤモヤがワクワクに転じていくいちばんのハイライトです。吹き出しで心の声を加えたら、全体を俯瞰して本当のニーズを見極めてゆきます。ふたたび聞き手から語り手に、次の質問をしてみてください。

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ここでは、最初の〜〜すぎ問題から、どれくらい飛躍したかどうかがポイントになります。あまり変わらないとすれば、コネクション・サークルに戻って、もう少し吹き出し(=心の声)を付け加えてみてもいいかもしれません。

サンプルの夫婦喧嘩の場合、「一緒にできることがほしいなあ...」が本当のニーズだったのでしたので、「夫婦喧嘩が多すぎない未来」から「この夫婦だからこそ新しいものを生み出すことができる未来」へとアップデートされました。

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⑧慈悲を広げる

ここまでは「わたしが〜〜できる未来」というふうに個人的なほしい未来でしたが、いよいよここから「誰もが〜〜できる未来」というふうに、わたしの範囲を広げてみます。聞き手から語り手に、次のように深く問いかけてみてください。

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サンプルの夫婦喧嘩のケースでは、「ときにはぶつかりながらもパートナーがいることでお互いに創造的に成長できる未来」へと、さらにアップデートされました。最初の「夫婦喧嘩多すぎ問題」と比較すると、だいぶ深まってきたことがわかります。

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⑨自分の言葉で語る

左下に記入したほしい未来は、まだ出来たてほやほやであり、ちょっと文章としても長いので、最後に自分自身が持ち帰れるように、あるいは、多くの人と共有できるように、キャッチコピーやことわざ、歌のタイトルのような短いフレーズを、聞き手と一緒に考えます。この「ほしい未来宣言!」を、ワークショップの最後に全体で共有します。

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サンプルの夫婦喧嘩では、「問い掛け合う夫婦へ」というキャッチコピーになりました。ここまででひとりめのワークは終了となり、④研究テーマのシェアに戻って、ふたりめのワークに入ります。

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⑩ほしい未来 宣言

ふたりめのワークまで終わったら、いよいよフィナーレです。他の参加者とともに、ほしい未来を分かち合います。4はほぼ即興ですが、頭に浮かんできた言葉を素直につづってみてください。

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⑪チェックアウト

全員(人数にもよってはグループの全員の)のほしい未来宣言を聞いたら、今日の気付きや仲間への感謝など、自由に共有してゆきます。また、相手のほしい未来に寄り添ってみた気づきを聞いてみることで、チェックアウトの時間がさらにパワフルになるかもしれません。


ということで、ほしい未来を見つける「MOYAMOYA研究」のレシピでした! まだver1.0なので、これから経験を重ねて、さらにブラッシュアップし、いつの日かbeの肩書きのように書籍化できたらいいなあと思っています。

そして、繰り返しになりますが、「MOYAMOYA研究」は「beの肩書き」と1セットとなることでさらに力を発揮します。「beの肩書き面白かったな。次、何しよう」という方は、ぜひMOYAMOYA研究にもチャレンジしてみてください!

みなさまからのフィードバックをお待ちしています◎


はじめまして、勉強家の兼松佳宏です。現在は京都精華大学人文学部で特任講師をしながら、"ワークショップができる哲学者"を目指して、「beの肩書き」や「スタディホール」といった手法を開発しています。今後ともどうぞ、よろしくおねがいいたします◎