【インタビュー】PRUMエンジニア留学のカリキュラムをメンターに聞いてみた!
未経験からWebエンジニア1年目レベルを目指す、超実践型プログラミングスクール「PRUMエンジニア留学」。
本日はメンターを務める、中尾広和さん、數藤由香里さん、小野詩歩さんの3名にインタビューをしていきます。
カリキュラムについて、じっくりお話を伺いました!
カリキュラムの全体像
以下のカリキュラムを最大9ヶ月で学んでもらいます。
個人カリキュラム(1~2ヶ月)
個人ポートフォリオ開発(1~1.5ヶ月)
チーム開発(4~6ヶ月)
個人カリキュラム
HTML、CSS、SQL、JavaScript、Ruby、Ruby on Railsを動画やテキストで学びます。
初回面談時に、受講生のレベルを確認し、レベルに合わせてカリキュラムを提供します。個人ポートフォリオ開発
簡単なアプリケーションを1人で作ります。
3テーブルほどの規模ですが、DB設計を行ってもらい、データのリレーションの理解を少しずつ深めていただいたり、これまでの個人カリキュラムでの学習内容をアウトプットしていただく場になります。チーム開発
チーム開発では、3つのアプリを開発します。
まず一つ目は、Twitterに似たアプリケーションを作ります。現在地を投稿できる仕様を設定しており、外部APIを使って実装するといった実務でも活かせる経験を積むことができます。
二つ目は、不動産検索サイトの開発です。不動産検索サイトには、検索機能やソート機能など、どんなアプリケーションでも必ずあるような機能を実装していただきます。
最後に、これまでの2つはRuby on RailsのMVCで実装いただきますが、不動産検索サイトのリプレイスとして、フロントエンドが「React」、バックエンド(API)を「Ruby on Rails」でSPA(シングルページアプリケーション)として再構築をしていただきます。
カリキュラムの特徴
小野:基本的には、実務で困らないこと・活躍できることをベースに考えています。
これまで様々なカリキュラムの導入を試みて、運営チームで都度話し合い、ブラッシュアップしてきました。
最低限これを押さえておけば、実務に入っても困らない・実務で活躍できるレベルという観点でカリキュラムを常に試行錯誤しています。
小野:はい、そうです。弊社が受託開発会社なので、私たちが思う「実務」はそうですが、自社開発であってもSESであってもどの現場でベースは同じだと思っています。「言語を学ぶ」「フレームワークを学ぶ」というだけではなくて、プロジェクトの進め方なども重視しています。報告や質問の仕方などソフトスキルもエンジニアにとってとても重要です。
学習のペース
中尾:前提として、学習ペースはメンターと都度相談して進めていきます。
間に合わない場合は、どこまでの期限であれば間に合うのかを、受講生に確認してすり合わせを行います。
最大9ヶ月にしている理由は、冗長に進めすぎても受講者にとって金額的なコストがかかってしまいますし、ある程度の期間に集中して学習したほうが圧倒的に学習効率が高いからです。
個人カリキュラム
中尾:はい。「このレベルの方には、このカリキュラムをやってもらう」という形で、数パターンご用意しています。
小野:これは個人によりますね。フォローを多く必要とする方に関しては、頻繁にテキストベースで連絡を取ります。テキストベースで解決できなければ、Google Meet等を活用して、画面共有しながらお話します。
中尾:最初に躓くポイントとして多いのが、オリジナルの小テストがあるSQLですね。
數藤:SQLの本を読み終わったら受けていただく1回だけです。それ以降はテストではなく、個人ポートフォリオ開発が集大成となります。
個人開発
中尾:オリジナルのポートフォリオサイトを作ります。
數藤:DB設計をしていただくのですが、そこでつまづく人が多い印象です。
そもそもこの時点で、ゼロからアプリケーションを作ることが初めてになります。テーブル間のリレーションが分からなかったり、どんなテーブルが必要なのか分からなくてつまづくことが多いかなと思います。
數藤:実装スキルだけで言うと、この段階で実務に入れる最低限のレベルには達していると思っています。
ただ、実務ではほとんどと言っていいほどチーム開発です。ですので、個人作業にはない、チーム間のコミュニケーションの仕方でしたり、報告・質問の仕方を習得することは必須なので、「チーム開発に入れる最低限のレベル」というのが正確かもしれないです。
チーム開発
中尾:先ほどお伝えしたように、個人開発では一人で実装する力は身につきますが、それだけでは仕事はできません。
チーム開発では、いろいろな人と関わり合いを持ちながら、開発を進めていきます。
そのため、仕事の進め方・報連相・質問の仕方など、実装力以外の仕事に必要な力を身につけていただきます。
チーム開発のアプリをひとつ作った段階で「仕事の進め方」「実装力」、それぞれで中間評価をします。
評価シートを使いながらまずは自己評価をしていただき、周りからの評価とすり合わせを行います。
そこで自分の足りないところを理解し、その対応策をメンターと考えていきながら、二つ目、三つ目のアプリを開発していただきます。
中尾:チーム内で話し合って、リーダーを決めてもらいます。
中尾:あります。
中尾:そうですね。考えてもらうのもそうですし、週1で定例会を設けています。
定例会では、実装の進捗や仕事の進め方を見て気になる部分があれば、メンターがアドバイスをします。また、進め方で不安に感じるところがあれば、一緒に考えていきます。
中尾:質問スキルに関しては、質問フォーマットを準備しています。
Slack上でやり取りをしてもらうのですが「フォーマットに沿って質問ができているか?」「質問された側が理解しやすい内容になっているか」などを見ています。
小野:実装部分はもちろんですが、チーム間でのコミュニケーションがうまくいかないこともあります。例えば、開始前からモチベーションがとても高い人、ゆっくり自分のペースでやっていこうという人など色んな状況の方がチームメンバーとなります。そんなとき、お互いになかなかペースが合わず疲弊してしまう…ということもあります。
小野:理想としては同じであることなのですが、均等にならないこともあります。日中の仕事量や家庭環境がそれぞれ違うので、全く同じ時間の作業時間が確保できるとは限りません。
そんなときは、チーム内で「最低ここまではやろう」といった基準を決めることも大切です。
小野:一人だけに状況を聞くのではなく全員に聞いて、しっかりと状況を把握するように努めています。その上で、全員が納得できるような意思決定をメンバー間で行ってもらうよう促しています。
小野:基本的には、そのまま続けます。
小野:基本的にやってもらうことは変わらないので、期限を延ばす・仕様の調整をするなどしています。
メンバーが抜けて大変だったチームはありますが、基本的にはゴールしたところが多いです。
小野:そのような場合、今までの傾向として、チーム開発前の個人カリキュラムでつまづくパターンが多いなと思っています。
なので「自分のペースでやっていこう」という話をまずはさせていただきます。
なかなか理解が難しい場合は、そのカリキュラムをもう一周やってみることもあります。
また、その人に合ったカリキュラムを渡すことで、できるだけチーム開発に入るまでに個人間のスキル差をなくすようにしています。
チーム開発直前にスキルチェックシートで評価をしていただくので、こちらで見えていないところで不安な点があれば、もう一度個人のインプットをやりましょう、といった感じでお話をするときもあります。
お知らせ
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