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マレーシアはクリスマスを祝うのか?コタキナバルのクリスマスは?

マレーシアはイスラム国家です。
宗教の自由はイスラム国では認められていても、公にクリスマスは祝わないだろうと思っていました。
ところがどっこい、コタキナバルでは、日本なんて目じゃないくらいの煌びやかなクリスマスが楽しめるのです。

クリスマスシーズン

マレーシアの学校は1月始まりです。
11月中頃から末にかけての統一試験が終わると、学校はスクールホリデーに入ります。
その頃から街はクリスマス一色!
ショッピングモールは豪華にクリスマスツリーやクリスマスコーナーが出来、クリスマスツリーが売られています。

我が家が買ったのは1BのPAKSONです。
サイズも色々あるし、飾りも豊富なので、1カ所で全て揃います。

年末セール

マレーシアには年に何度かメガセールがありますが、12月のセールが1年で1番大きなセールです。(GrabDriver談)
70%Offなんて文字も目にします。
スクールホリデーだから、買い物に出る人も増えるし、新年度に備えての買い物もあるでしょうしね。
制服がセールになってることもあります。
そんな訳で、マレーシアで買い物するなら、クリスマスシーズンがおすすめです。

例えば、おもちゃ屋さんでも、
「Discountしてくれる?」
と聞けば
「もちろん!もちろん!クリスマスだもの。」
と、あっさり値下げしてくれますよ。

イスラム教徒はクリスマスを祝うのか

サバの先住民の多くはクリスチャンです。
なので、KLなどの大都市を除けば、西マレーシアよりも派手かも知れません。
そんな中でイスラム教徒の人たちはどうしているのか?

⚫︎パーティを楽しむのはよし
⚫︎クリスマスツリーはダメ
⚫︎子どもへのプレゼントはよし
⚫︎12月半ば過ぎたら、街中には行かない

家庭によって様々です。
例えば、スーパーやカフェの店員さんが黒いトゥドゥン(ヒジャブ)の上からトナカイやサンタ帽子のカチューシャを付けてるなんて日常茶飯事。

アラブ諸国の人から見たら、キリストの踏み絵のような拷問だろうなと思うのですけどね。
もちろん、イヤならば断れるでしょうし、仕事として割り切ってるか楽しんでるのかも知れません。

本格的クリスマス

クリスチャンが多いので、当然ですが、みんな盛大に祝います。
教会での説法とパーティー、ホームパーティー、ホテルのイベントなどなど。
ホームパーティーは大きなおうちでないと呼べませんが、数十人集まってクリスマスパーティーをします。

日本のお正月みたいなイメージでしょうか。親戚一同集まる人もいるでしょう。

正月休みに帰省する、それに当たるのがクリスマスなのです。

チキンの丸焼きを扱ってるお肉屋さんなどは、予約がいっぱいだし、ピザハットも予約のビザが何重にも重ねてテーブルに置かれていました。

コタキナバルでクリスマスを楽しむには

ウォーターフロントやホテルなどのクリスマスイベントが一番楽しめるのではないでしょうか。
その際にドレスコードがある場合もあります。
フォーマルとかセミフォーマルではなく、色で指定されることが多いですよ。
例えば、クリスマスなら赤や緑、ローカル(カザダン・ドゥスン)色の強いイベントは黒か金、黒と赤といった感じです。
日本だと大の大人がサンタの帽子をかぶるのはちょっと、、、ですが、皆さん本気でやってくるので、どんなに派手でも浮きません!
ワンポイント入れていけば、なんて言わず、バッチリ決めていくのがおすすめです。

そしてこの時期の別れ際の挨拶はこれ。

「Merry Christmas and Happy New Year!!!」

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