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イスラム国家マレーシアでハロウィンパーティーが行われる?!

マレーシアは、イスラム教徒が6割と言われている国です。
そんな国で、クリスマスやハロウィンを祝うのでしょうか?

ローカルマレーシアンのハロウィンパーティー その1

ボルネオ島サバ州に住んでいた時のこと。
子どもの通っていた空手クラブでのハロウィンパーティーに誘われました。

サバ州は先住民に自治権があり、他の州に比べてクリスチャンが多い印象です。

さて、参加するにはチケットの購入が必要です。チケット1枚RM20。何枚買えとも言われませんが、のちにくじ引きに使うのだそうです。
日本ではあまり馴染みがありませんが、ドネーション(寄付)の文化があるので、この集まったお金で景品を買うのです。
または、品物を寄付する人もいます。

元々裸電球が2つくらいしかない道場なので、写真が暗めですがご覧ください。

まずはくじ引きの景品たちがこちら。

夜には40インチテレビや洗濯機もありました。もちろん新品です。

デコレーションはこんな感じ。

入り口でお出迎え。

さて、料理はポートラックと言って、持ち込みで参加者が持参します。
何人分くらい用意したら良いか聞いたところ、100人分くらいかな、と。

特に割り振りもないのでダブらないのかなぁとも思ったのですが、まぁ上手い具合に麺があったり野菜があったりサンドウィッチがあったり。ケーキやクッキーなども並びました。

手作りらしいです。

料理をとったらそれぞれ好きなところで食べます。
人数分椅子もないので、床ですね。
土足ですが、誰も気にせず座ってます。

気づきましたか?みんな仮装をしてます。
大人も子どもも結構ガチですよ。
と言うのも、仮装コンテストがあるのです。


kids優勝はこちら!!

ゲームもあります。
子ども向けのゲームをした後は、親子対戦ゲーム!
Mommy Mammy
ママ(マミー)をミイラ(マミー)にするゲーム。
トイレットペーパーでぐるぐる巻きにされます。

Ready Go!!


トイレットペーパーなので途中で切れてしまうことも多々。
そして

見事優勝しました!
景品はお菓子の詰め合わせ。

何やら外で人が並んでいます。

お化け屋敷でした。
落ちてる飴を拾って歩くのだそうですが、中にいるのはこの人たち。。。

ベッドに寝ているお腹の上に飴が置かれてたらしいのですが、取ると追いかけられます。
みんな大泣きで出てきました 笑

ローカルマレーシアンのハロウィンパーティー その2

こちらはお友達のコンドミニアムで行ったパーティー。
ポートラックで希望者のみ参加ですが、住人以外でも参加可能。
ジュースなどを持って行きます。

プールサイドで友達や家族と楽しみます。
料理に手が混んでいるんですよ。

美味しそうでしょう

こちらもかわいいでしょう。

じゃじゃーん!
一回りしてきたら全てなくなっていて食べられなかったのですが、クモはなんなんでしょうね。

これも力作!オレンジ色のケーキ 日本では見ませんが、マレーシアでは青とか緑とか色とりどりです。

このケーキはお子さんの誕生日用のようで、これは食べないでね、とのこと。

その後子どもたちは集められて、trick or treat と言いながらおうちを回ります。
賛同してくれたおうちだけなので、いくつかのグループに分かれ、各階の支持されたお部屋だけまわるのですが、バスケットはお菓子でいっぱい!

ショッピングモールもハロウィンのデコレーションで賑わいますが、基本おうちで友達と、家族と楽しむのが一般的です。

大人もガチの仮装ですからね。
参加するときは頑張ってくださいね。

ちなみに、学校では多宗教の子どもが通うためか、ハロウィンイベントはあまり行われません。
少数でも敬虔なムスリムで他の宗教の事に関わるのを嫌がる人もいます。逆に1イベントと捉え、楽しむ家族もいます。

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