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お気に入りの一冊 『ぼくはイエローで、ホワイトで、ちょっとブルー』

こんにちは、STUDY ACADEMIA講師の西見です。

今日は最近読んで面白かったブレイディみかこさんの『ぼくはイエローで、ホワイトで、ちょっとブルー』という本を紹介します。テレビで取り上げられたり、本屋で平積みされたりしている話題作なので目に留めた、もしくは既に読んだ方も多いかもしれません。

この本はイギリスに住む日本人とアイルランド人のハーフの男の子の日常が書かれたノンフィクション作品です。イギリスでの日常生活に潜むSDGs問題について、そしてそれに対する著者である母や息子の見解や行動が描かれています。

読んだ最初の感想は、読書感想文が書きやすそう!でした。時事的な問題についてわかりやすく書かれているのと、主人公が中学1年生という点で小中学生でも自分の視点で読みやすい作品になっていると思います。

あとがきには実際にこちらの本を題材に書いた読書感想文の一部が載っていました。こちらもとても考えさせられる文章でした。

しかし小中学生に限らず、本の帯に「一生ものの課題図書」にある通り、どの年代の方が読んでも刺さるものがあると思います。サラッと読めるので読書が苦手な方にもオススメです。ぜひ読んでみてください。

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