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【中学生でもわかる】日本の税金の仕組み【竹花貴騎】

今回は、なぜこの先5年〜10年、民法になって今以上に格差社会が広がり酷い世界になっていくと言われているのかについてお伝えしていきたいと思います。

現在の日本の状況

前回の中学生でもわかるシリーズでは、黒字でも大量リストラをするかについてお伝えしていきました。
そこで、「株主がマザーテレサでもない限りリストラが起こり続ける」のはなぜか。
なぜなら従業員を1人解雇すると、株主はその人件費の5倍も6倍も儲かるから、とお伝えしました。

このように、人を雇った数だけ売上が上がる事業や会社であればいいですが、今はこのような事業や会社はほとんどなくなってきているんです。

そうなるとどうなるのか。
超低賃金で働く  または  リストラ
この2つの選択肢になっていきます。

株主からすれば「ロボットやAIを導入すればいいだけ」ではありますが、「低賃金で働くのであれば雇用してあげるよ」という考えなんですね。
なので、どちらの選択を選んだとしても暗い未来が待ち受けているということです。
これをロングテール時代の突入といいます。

※テール  =  尻尾  ここで言うテールは尻尾が下がった状態です。
※ベルカーブ  =  ベル🔔のような真ん中が盛り上がった形のことです。

ベルカーブ時代はベルを縦に3等分し、その真ん中の層が多く、皆が家を持ちプレゼントを貰えるようなお金に困らない社会だったのですが、
これからのロングテール時代は、超低賃金で働く人がほとんどで、一部の特殊なスキルや能力を持った人だけが高所得になる時代になっていきます。

税金について

さて、みなさんは街の安全を守る警察官のお金を誰が払っているか知っていますか?
道路が壊れたりして直すのは誰ですか?
日本の街にホームレスが溢れないように生活保護受給者は月々150,000円貰ったり、
高齢者は医療費が安かったりしていますがこれらは全て税金でまかなわれています。

ここで注目して欲しいのが、税金は累進課税と言って所得が高い人は税金が高くなり、所得が低い人は税金が低くなるんです。

先程のロングテールのグラフを見てください。
これを見ると、ほとんどの人(富裕層でない人)の負担を、緑の丸で囲っている少ない富裕層に今後一気にのしかかってくることになります。
そのため政府はこの少ない富裕層からあらゆる手段を使って税金を取ろうと必死になっています。

例えばアメリカでは資産課税が検討されていたり、日本ではお金持ちの多くが株でお金持ちになるのですが、この株から儲けたときにかかる税金を増やそうと検討しています。
さらには消費税を上げたり、預金課税が開始されるなど…。そうですね、みなさんが思っているように今後必ず税金が上がるということです。

𝙌𝙪𝙚𝙨𝙩𝙞𝙤𝙣 .
お金持ちでない人からしたら、
「お金持ちだけずるい!」
「お金持ちはお金を持っているから払えばいい!」
と思う気持ちは分かりますが、お金持ちにだけ負担を強いるとどうなるでしょう。

𝘼𝙣𝙨𝙬𝙚𝙧 .
その国からお金持ちがどんどん逃げていきますよね。そうなると消費が減ってしまい会社の売上が上がらず給料が支払われなくなってしまいます。
給料が支払われなくなってしまうと、さらに消費が無くなり景気が悪化してしまいます。

お金持ちには投資のクセがありますが、お金持ちでない人には貯金のクセがあります。
政府は富の再分配といって、様々な制度でお金持ちでない人たちに今までお金を沢山配ってきたわけです。しかしこのお金はほとんどが貯金に回されてしまいました。

お金持ちから税金を多く取ると、お金持ちの人たちは投資をしなくなります。

例えば、
誰かがレストランを開きたいのでお金持ちから投資をしてもらい、雇用がうまれ利益が上がります。そうするとその分税金が取れます。
本来ならこの循環が行われるはずなのに、そういう訳にいかなくなってしまうんです。

スーパーで食材などから税金をとるよりも、高級車や高級時計から税金をとる方が国全体からすれば得なんですね。
しかし、税金を上げてお金持ちが消費や投資をしなくなるとお金持ちでない人たちがより苦しくなってしまいます。
これが今後アメリカや日本、他の国でも起きてしまいます。

日本の税金

日本の税金っていくらか知っていますか?
実は  80%  なんです!
知らなかった人もいるのではないでしょうか?
なぜ知らないのか、それは1番大切な税金のことを学校で教えてもらっていないからなんです。
国語や数学、英語などは学校で教えてもらえるのになぜ税金のことは教えて貰えてないのか。
なぜなら、国はみなさんに税金のことを知られてしまうと困るからです。

さてここでみなさんに質問があります。

𝙌𝙪𝙚𝙨𝙩𝙞𝙤𝙣 .
みなさんは何のために働いていますか?

𝘼𝙣𝙨𝙬𝙚𝙧 .
日本での調査の結果ですが、ほとんどが
家族や子どものためと答えています。

では家族や子どものために働いているお金はどのくらい残せるのか見ていきましょう。
実際に日本やドイツなどの国で平均所得(生涯稼ぐお金)というと2億円から3億円と言われています。

例えば、
日本で会社を作った人が頑張って10億円稼いだとしましょう。
①まず、法人税や消費税(お客様から預かったお金を支払うという観点では税金です)が、だいたい45%くらいかかります。
なので4.5億円が税金で消えて、5.5億円が会社に残ります。
②そしてもう引退だからと会社を売却または畳みたいとなったときに、会社の譲渡課税が20%かかります。
なので1.1億円かかり、残りは4.4億円になります。
③そして、後は子どもたちに残すと思いながら亡くなった場合、相続税が55%程度かかります。
なので2.1億円かかり、残りは1.9億円残ります。

なんと10億円稼いでも約2億円しか残りません。
このように「家族や子どもを幸せにしたい」という最終目標を達成するまでに、80%が税金で無くなります。

続いて家族で住んでる富裕層の例を見てみましょう。

ドバイの税金

ドバイの場合、
10億円稼いだら5%くらいの税金、オンラインや国外からの売上なら0%なので100%、つまり10億円がそのまま残ります。そうなると10億円が「利益」で残ります。
そしてその後この資産を誰かに残そうと思い亡くなった場合、相続税も0%なので10億円がそのまま家族に残ります。

このように、日本(2億)であれば5倍以上頑張らなければ目標が達成できません。
しかしタックス・ヘイブンという土地ではそんなに頑張らなくても、とても楽をして自分たちの目標(子どもに残す、家族のために働く)を達成出来るんです。

こんなの不公平だと思いませんか?
ですが、あなたがもし富裕層であればどちらに住みたいとおもいますか?
今、世界中の富裕層は自分の住んでいる国からこのタックス・ヘイブンという地域に移住をして、そこで幸せに暮らしています。
いいな、羨ましいなとおもいますよね。

ではタックス・ヘイブンとはなんなのか、それはまた次回の記事でお伝えしていきます。

まとめ

今回は税金についてお伝えして参りましたがいかがでしたか?
私自身、税金についてあまり理解できていなかったので今回動画を見てとても勉強になりました。

私が学んだYouTubeの動画のリンクを下に貼っておきますので、気になる方はそちらからご覧下さい。

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