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早稲田大学の成績標準化&得点調整の真実を講師が暴く


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「成績標準化」「得点調整」には、早稲田大学を受験する人のほとんどが不安に感じていることでしょう。

私が受験生の時ももちろん、成績標準化については不安に感じたので、とにかくたくさん調べました。

そして講師となってからも、「受験生に正しい情報を伝えたい」という思いから、成績標準化を様々な角度から分析してきました!

その中で分かった
①得点調整とは何か、なぜおこなわれるのか
②得点調整で点数は落とされるのか
③どうすれば合格点を取れるのか」
の3点を詳しく解説していきます!

★この記事の信頼性
→筆者は偏差値40ほどから早稲田大学に合格し、受験の講師として長年、受験や英語を研究しています。得点開示後のデータもたくさん分析したからこそ伝えられる、貴重な情報を公開していきます!
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得点調整とは何か

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そもそも「成績標準化」と「得点調整」という2つの呼び方がありますが、この2つは全く同じだと思っていただいて構いません。

「成績を標準化する」「得点を調整する」という2つの言葉は同じ意味を持っていて、つまり「得点そのものが大学側によって調整される」ということです。

これには大きく分けて2つの理由があると考えています。

理由①選択科目の有利・不利を無くす
理由②点数が飛びぬけている人の調整

①選択科目の有利・不利を無くす

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得点調整の主な理由は「選択科目による有利・不利を無くすため」です。

これは早稲田大学に限らず、ほぼすべての大学が行っている得点調整でしょう。

例えば日本史の平均が30点で、世界史の平均が20点だった場合。

日本史の方が試験のレベルが易しかったことになりますから、同じように得点を加算してしまうと、世界史受験の人が不利になってしまいます。

そこで「平均点=50点中25点」と成績を標準化します。

すると日本史の平均点である30点を取った人も、世界史の平均点である20点を取った人も、どちらも25点に標準化されるということです。

この調整が行われなければ、1つの選択科目からどんどん合格者が出てしまうことが考えられますし、当然の施策ですよね。

②点数が飛びぬけている人の調整

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この調整については、私なりの推測が入っています。

例えば「英語」「国語」「選択科目」の3つを受験する場合。

大学側としてはどの教科も、「一定の学力水準に達していてほしい」という思いと、「大きな強みがある場合は、優遇したい」という思いがあると私は考えています。

ですから全員が受ける「英語」という教科であっても、成績標準化がおこなわれます。

平均点を50点中の25点とした場合、5点しか取れなかった人は、早稲田大学が求める得点の水準にはもちろん届いていません。

しかし他の教科がものすごく良かった場合に、合格点に滑り込めてしまう可能性があります。

こうしたことを避けるために、平均点を大きく下回れば下回るほど、余分に得点が引かれている傾向にあります。

一方で得点が平均点を大きく上回っている場合は、その人なりの大きな強みを持っていると評価されて、ボーナス点をもらえているケースも良く見られます。
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得点調整で得点は落とされる?

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皆さんが一番気になるのは、「どんなに良い得点を取っても、得点調整で落とされちゃうんじゃないの?」というところでしょう。

結論からお伝えすると、素点よりも調整後の得点は、点数が低くなるケースが多いです。

一方で平均点が低い場合は、得点が加算されることもあります。

例えば平均点が50点中の35点のテストで、自分の得点も35点だった場合。

「平均点である35点が中間=平均点を問った場合は、50点の中間である25点に調整される」と考えてください。

早稲田大学は平均点が満点の50%以上を占めているケースが多いので、標準化後の点数は、少し落ちるケースが多くなります。

一方で平均点が低い場合は、その分だけ加点されることが多くなりますし、特に平均点がかなり低い時は、大逆転できるチャンスも残されています。
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「得点調整=敵」ではない

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ここまでお伝えした通り、早稲田大学の得点調整はたしかに、素点よりも得点が落とされてしまうことが多いです。

しかしこれはどの受験生も同じ条件であり、自分だけが不利になるわけではないので、さほど気にする必要はありません。

得点調整を上手く武器にすることができれば、自分の実力以上の得点を稼いで、早稲田大学に合格することもできるんです。

何においても言えることですが、自分で変えられないことを悩んでも前には進めませんし、時間のムダになってしまいます。

「自分で変えられないことは受け入れたうえで、どうすれば成功できるか」を考えることが、本当に大切です。
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早稲田で合格点を取るには

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成績標準化という調整は行われることを受け入れたうえで、どうすれば早稲田大学の入試で合格点が取れるのでしょうか。

私は3つのポイントを意識したことで、得点調整を味方につけて、早稲田大学に合格できました。

①ニガテ教科を作らない
②選択科目で得点を稼ぐ
③赤本の合格点+8%を目標に

①ニガテ教科を作らない

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1つでもニガテ教科があり、平均点を下回ってしまうと、合格がかなり遠のいてしまいます。

早稲田大学はトップレベルの受験生が集まり、その中でもごく一部しか合格できないわけですから、1つでも崩れてしまった教科がある人は、脱落となってしまう可能性が高いです。

「1つの教科で他の人と大きく差をつける」よりも、「ニガテを作らずに合格点をしっかりと取る」方が、圧倒的に難易度は低いです。

どんなにニガテでも、平均点を下回ることは絶対にないように、日ごろから意識して取り組みましょう。
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②選択科目で得点を稼ごう

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基本的に「選択科目」は差がつきやすい傾向にあります。

特に文系の受験生となると、選択科目は知識量の勝負になりますから、勉強を極めている人は大きく差をつけることができる可能性があります。

例えば私は政治経済で受験しましたが、時事問題や細かな知識を勉強していたため、平均点を大きく上回ることができました。

平均点を大きく上回ればボーナス加点がもらえる可能性があるので、私は得点調整に助けられたと言えるでしょう。

時間にある程度の余裕があり、全ての教科の得点がしっかりと伸びている場合は、最後のひと押しで選択科目を鍛えるというのが良いですね。
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③赤本の合格点+8%を目標に

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ここまでお伝えした通り、平均点がある程度高い早稲田大学では、自分の得点が得点調整によって落ちてしまうことの方が多いです。

そのことを考慮して、「赤本の合格最低点+8%の得点を取る」ことを目標にして、私は過去問演習を行っていました。

このルールにおいて最終的に、3年連続で合格点+8%を取れるようになったので、「成績標準化があっても、早稲田大学に合格できるぞ!」という自信がありました。

成績標準化後の合格最低点よりも8%上回っていれば、実際の入試でも合格できる可能性が高いですから、ここを目標にしてみてください。

「合格点が取れていたはずなのに、得点調整があって得点が落とされて、不合格になった」というこれまでの先輩の声をしっかりと聞いて、同じ失敗を繰り返さないようにしましょう。
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早稲田大学の得点調整まとめ

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最後に、ここまでお伝えした成績標準化を復習していきましょう。

早稲田大学ではどの選択科目を選んでも平等になるよう、得点調整が行われています。

そして大きく平均を下回る場合には減点、上回る場合には加点をされているケースが多く見られます。

全体的な傾向でいえば、素点よりも調整後の得点の方が、得点が低くなることが多いです。

だからこそ「①ニガテ教科を作らない」「②選択科目で得点を稼ぐ」「③赤本の合格最低点+8%を目指す」の3つのポイントが大切です。

成績標準化を味方につけて、早稲田大学に合格しましょう。

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