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モンスタークライアントといじめっ子

まず最初に、私のクライアントは99%素晴らしいクライアントだと言って話を進めさせていただきます。
フォローしてくださってる方の中にはディレクターやお客様もいらっしゃいますが、100%ネットで繋がってる方は素晴らしい方ですので、この話は私とネットでは全く繋がってない方のお話しとしてお読みください (^_^)

昔広告代理店の下で働いていたときは、モンスタークライアントと言うより、モンスターディレクター、モンスター営業に振り回されていたと思う。すごくややこしい仕事になったときでも、直接お客様と話すと、意外にこちらの要求がすんなり通ることが多かった場合がある。

広告代理店の仕事は、継続的に仕事が来るうま味はあるが、所詮下請け。
上位にいる、ディレクター、営業がITリテラシーが高いと本当に仕事がやりやすいが、「よく分からないのでお願い」ってなタイプは確実(ほぼ100%)と言っていいくらい、エンドレス修正に入るのはこのパターン。
私は幸せな事にここ2年ほどモンスタークライアントに出会ってなかったが、最近久しぶりにご対面を果たした!!

30年間のWEB制作人生を、全て否定され、美大出身の矜恃もことごとく打ちのめされ、あげくの果てに値切ってくる。
この年になって30才前半の若造にここまで打ちのめされるとは思ってもみなかった。

いやバカにされたのはいい、こちらとしては30年のウェブ制作の経験と美大出身の美的センスで、何とかお客様の為になるように100%努力した結果、それが100%反対の方に向いてしまったのが非常に悲しかった。

余りにもへこんだので、同じ様な経験をしてる人はいないのかぁ〜と検索してみると、出るわ出るわ、やっぱりこの業界はみんなそうなんだなぁと、苦しい思いをしてるのは一人ではないのだと癒やされながら、記事を読んでいた。

読んで分かった事は、クリエイティブに関わる人はほぼ同じ様な経験をしてることが多く。最終的な制作段階にいるデザイナーはかなりの確率で、モンスタークライアント、モンスター営業、モンスターディレクターと仕事していて、私と同じ様な経験をしてる人がホントに多かった。

その中でも、気になった事はモンスタークライアントについて書いてある人の共通点として、みんな優しいのである。「これぐらいの修正は大丈夫かな」とか、「自分の作るWEBサイトは責任を持って作りたい」とか奉仕の意識がすごく見える。悲しいのは奉仕をすればするほど、調子に乗るクライアントがいるということだ。

ここで表題の「モンスタークライアントといじめられっ子」について話すと、デザイナーとかは私が見る限り、おとなしく優しく、女性が多い。小学校の時のいじめられっ子の要素のひとつとして、「優しい」「おとなしい」「口数が少ない」そういった子はいじめられる傾向があった。

結局小学校や中学校のいじめの構造や、個人の性格がもたらす若年期のヒエラルキーが大人になっても続いているような気がする。

もちろん、全てクライアントが悪いわけでは無いのだが、日本の物事をハッキリ決めない曖昧さを良しとする文化が、わたしたちデザイナーの仕事に関しては、非常に大変な状況を招いているのかもしれない。

少し酔っ払ってるので支離滅裂になってきたが
世のデザイナーよ!!もっと怒れ!!
自分の能力を誇示せよ!!
美的センスや、デザインセンスは、
衣食住を越えた高等な人間しかでき得ない高尚な能力である
でないと、低俗な拝金主義者に食い物にされてしまうぞ!!

ごめんなさい、酔っ払ってるので許してください (^_^;)
炎上とかそんなつもりはないので、気になっても無視してください。



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