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wani流 線描き練習法

studiowaniの絵付けは現在、主に恐竜の線描きをミリアムさん、その他の部分を私(YUI)が担当しています。
恐竜も描けるように練習を繰り返し、この前やっと豆皿の恐竜を描くことが出来ました。今回は、それまでどんな練習をしてきたか書いていこうと思います。


時は4月にさかのぼります。
朝、出勤したらまず習字紙と筆と墨汁を準備して、30分ひたすら線を引く、丸を描く、を繰り返しました。そして昼休み明け後の30分、同じ事を行います。

何本線を引いたのか数えてみようと思いましたが、大変そうなのでやめました。

しばらく習字紙の日々が続いた後、今度は素焼きに描いてみる段階です。
素焼きの皿に線をひたすら引き、全部引き尽くしたら水で洗って、乾かしてを繰り返しました。

経過を見る為、記録で撮影していた物の一部。目がチカチカします。

線を描く日々が終わると、現在ギャラリーにおいてある「練習皿」を描く段階にきました。
この時は小鉢の線描きがスタートしていたので、それの練習も兼ねて、恐竜もちょこちょこ描いています。

ひたすら恐竜がお皿いっぱいに描かれています。

この頃から、くらわんか皿の周りに描いてある植物もこの頃から担当できるようになり随分描ける物が増えました。

8月に入り、箸置きをいっぱい描きました。
筆のコンディションが悪いとすぐに線が太くなったりしてしまいます。

小さい!!!!!!
焼き上がりも小さい!!!!!

そして今回、豆皿を描いた所、ミリアムさんのOKをいただきました。

「違和感がない」と言われた時は嬉しかった。

waniの絵付けの線は、筆遣いが伝わってくる生き生きとした線が特徴です。止め、はらいがうまく出来ていないと、焼成でそれが如実に出てしまいます。
素早く、でも、丁寧に筆を動かさなければいけません。


仕事の後に通っている絵付け教室でも「描いたしこ(描いた分だけ)上手くなる」と言われます。その通りだと思います。

もちろんこれからも練習は続けていくし、もっと大きな物(8寸皿や丼ぶりが待っています)への絵付けもできるように日々精進していきたいと思います。
継続していけば力は必ずついてくるんだなあとこのブログを書いていて改めて思いました。ちなみに、パソコンを使っての事務作業は記憶が飛びまくって、てんで駄目になっていました(焼き物始める前に前職でやっていたので多少は自信があった。そんな馬鹿な)。やっぱり継続は大事ですね。。。

*YUI

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