見出し画像

わかいともだち

わたしがまだモノホンの若者だった頃、日本画を芸大外で教えて貰っていた先生は
「若い才能は学びや。ワシらが想像せん作品を生み出してくる」と仰られていた。

最近になりその言葉の真髄がよくわかる。
年上より
同世代より
タメより
断然年下の友人からの方が学びを与えてくれる。


内容は、携帯カメラの自然に盛れるアプリから、心底楽しい遊び場から、コスパ良すぎる飲食店やプチプラでも本気で優秀な化粧品やら、小金の運用方法だけじゃなく、人生の教訓やめんどくさい人種との距離の取り方までだ。
新人類はホンマにやりよる。

新人類は我々世代が若かった頃より遥かに人間性が成熟しており、かつ若者特有の柔軟さで最強なのだ。

足枷のようなカルマも、家庭環境によるトラウマもなんのその、すいすいすり抜けて容易く自己実現するあいつらはっきり言って裏山。

そんなことを感じながら迎えた年明け
年賀状でスタジオレインボー1期生2人が芸術大学に合格し、春から芸大生になり芸術を専門的に学ぶことを知った。

画像1


この2人は丁稚奉公時代、宝塚のカルチャーセンターからの生徒で1人は幼稚園年少オムツが外れた頃からの生徒なのであるのよ。それ故に某の喜びと言ったら今までに味わった事の無い初めての類の喜びであった。
まだ若くて今以上に青く荒削りでつたなかったであろう其の教えが、少しでも彼らの本質を輝かすお手伝いが出来たのなら、芸術家冥利、幼児教育冥利に尽き、心底忌み嫌う大した能力や才能も無いのにちやほやされる場所だけにのさばり、若手を育てず若い目を積むのに必死な愛やグッドバイブスの循環糞下手な老害からはまた一歩遠く離れた気がして嬉しいし、誇らしいのだ。

結局人生の豊かさなど、経歴や肩書き、経済力など大した意味合いを持ち合わせていない。
人は人でしか癒されない。
どれだけ人と心を素敵に交わせたかで、人生の充実度はおろか、この下世話で泥臭い地球生活、何の為に空から降りてきたかと言う、おのおの、それぞれの理由をつかめるのではないだろうか。

この人を見るだけで意味もなく楽しくなる。
この人と話すだけで嫌な事も忘れて浄化される。
この人と過ごすだけでポジティブなパワーが溢れ、街中にラブソングが溢れている理由が分かる。
私はそういう人材にこそ価値を感じるし、そういう人にひたすらなりたい。なりたいのだ。

サポートいただければ嬉しゅう御座います✨頂いた応援は制作費とアトリエの運営費に使わせていただきます🎨✒️