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言葉のちから

どーも、まさきです。

みなさんは「言霊(ことだま)」って何のことかご存知ですか?
言葉の霊(たましい)と書いて言霊です。
その字のごとく、「言葉には魂が宿っている」という考えが、言霊の由来です。言霊という考えに則ると、私達が発する言葉の全てには魂が宿っており、発した言葉は実際に、発した言葉の通りに私たちに影響を与える、と言われています。だから、良い言葉を発すれば実際に良いことが起こりますし、悪い言葉を発すれば悪いことが起こる、、、
それが言霊なのです。
例えば魔法使いが呪文を唱えるシーン。
これも言霊の一種と言われています。言霊は呪文のようなものと思えば、言霊のイメージがしやすいかなと思います。

身近に感じる言霊の力

例えば「おはよう」という朝のあいさつや、誰かに何かをして貰った時に言う「ありがとう」と言う言葉。どちらも言われて悪い気分にはなりませんよね。むしろ明るくなれたり、嬉しい気持ちになれます。
何気ないあいさつや感謝の言葉が、その言葉を聞いた人にプラスの影響を与えている。
これは僕たちのとても身近なところで起こる、良い言霊のちからなのではないでしょうか。そしてこれらの言葉は、相手にプラスの影響を及ぼしているだけではありません。その言葉を発した本人にも、良い影響を及ぼしているのです。
例えば朝、あいさつをしないで目の前の人とすれ違って、後味の悪さを感じた経験はないでしょうか?
後になって「ちゃんとあいさつをすれば良かったな」なんて思って、その日一日が気まずい感じになったり。
それよりも、自分から「おはよう」とあいさつをすれば、清々しい気持ちになれますよね。言霊のすごいところは、その言葉を発した人にも、その言葉を聞いた相手にも影響力があるところなのです。
みんなで良い言霊を発すれば、お互いにどんどんプラスの影響を及ぼし合える、、、

良い言霊と悪い言霊

「おはよう」や「ありがとう」など、良い言霊があれば、悪い言霊も存在します。悪い言霊って何でしょう?
簡単に言えば、ネガティブな言葉や悪口のことです。
この記事を見てくださっている方の中で「どうせ自分なんて、、、」と言う言葉を使ったこと、ありますか?
ちなみに僕はかわいい女の子を見かけた時に声をかけるか迷った時に使っていましたw
このように自分に自信が持てない時、何か失敗してしまった時に、つい「どうせ自分なんて、、、」と口に出してしまうかもしれませんね。
例えば今、出来るかどうか分からないけれど、挑戦してみたいと思うことがあるとします。その時に「どうせ自分には無理かな」と思ったら、もう挑戦する気は薄れてしまうでしょう。でも、「出来るかどうかわからないけれど、何とかなる!」と思えば、前向きな気持ちになれると思いませんか?
物事をどう受け止めるかで、言霊は良くも悪くも働いてしまうのです。

相手を攻撃する言霊は自分にも返ってくる

言霊の影響力が強力だとしたら、なるべく良い言霊を使うように心掛けたいものです。でも、人間というのは様々な感情を持った生き物です。イラッとしてつい悪口や暴言を吐くこともあるでしょう。
イライラした時に吐く相手への悪口。
嫌いな相手に思いっきり感情をぶつけることができたらとてもスッキリすると思いませんか?でも、その爽快感はそう長くは続かないようです。
例えば「死ね」という言葉。言ってはいけない言葉だけれど、案外、頻繁に使われていたりします。もし、誰かから本気で「死ね」と言われたらどう感じるでしょうか、、、とても嫌な気持ちになりますよね。では、「死ね」と言った方はどうでしょうか?スッキリしますかね?
もしかしたら言った直後はスッキリしているのかもしれません。でも、実際にその人が死んでしまったら、そんなことを言ったことを一生後悔することになりますよね。。。
もしもこんなことが積み重なったら、どんどん自分の性格が歪んでしまいそうで嫌ですね。
このように、相手に向けて発された悪い言霊は、自分にも悪いかたちで返ってくるのです。
何かイライラすることがあっても、感情に任せて何でもかんでも言ってしまうことは、自分にとっても良くないことなのです。


言霊のちからを信じることができれば、自分の発言にもっと責任を持てるようになれる、そんな気がします。言霊という考え方は、言葉がいかに大事で、大きな力を持っているかを考えさせられます。
せっかくならば、良い言霊で、自分も周りの人も、みんなで幸せな気持ちになれたら良いと思います。
嬉しいときの「ありがとう」の言葉を忘れずに。
焦ったり不安な時は、不安を口にするのではなく、「大丈夫」と自分に言ってみましょう。
疲れた時は「疲れたぁ」ではなく、「今日も頑張ったな」「充実した一日だったな」と言ってみて下さい。

きっと、気持ちが前向きになれると思います!


それでは、また!

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