魑魅魍魎が描きあがるまで（モノクロ）

『こんなのが描きたい』
そんな気持ちを持って見なさん描き出すと思うのですが、私はもっと単純でこの作品の場合は『仕込み傘を描きたい』です。

仕込み傘を描くにあたって、どういった構成にするのか？を考えていくのですが、考えると言うより『こんな感じ？』で進めます。

メインが決まらないと、最後にズッコケるので、最初にメインを描くことは多いですね、その方が失敗した時の精神的ダメージが少なくて済みますｗ

ある程度描き込んだら飽きてくるので別な場所を描き始めます。
これが如月流の飽きないコツです。
飽きたら別の場所を描く、実際飽きてるのですがモチベーション維持のために違う場所を描き出すと言う回復方法です。

ここまで来たら楽しくなってくる。
下絵には無かったものをどんどん描き足していきます。
これは指が勝手に動いているので説明できませんね、怪奇現象と同じ類のものだと思います。

そんな事を続けていると、終わりのない地獄からも自然に這い上がる事が出来るのである。