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【前編】 自社企画のロゴ制作を通して学んだロゴデザインの作り方〜4989のロゴができるまで〜

こんにちは。スタジオディテイルズのチーム4989です!

今回は、私たちチームの「ネーミング」&「ロゴデザイン」の制作プロセスをnoteにまとめて紹介したいと思います!

【本題に入る前に制作要件の簡単なまとめ】

制作するもの
若手チームの「ネーミング」と「ロゴデザイン」

チームの概要
スタジオディテイルズの若手が運営するチーム。SNSで制作実績や採用活動の発信はもちろん、若手ならではのコンテンツ(学びのTIPS、noteの記事投稿等)で学びを発信し、見てくださる方のお力になれるように運営。

ロゴの目的
社内の若手チームが発足したことの広報
増えてきた若手メンバーの意識統一
競合他社さんとの情報発信の差別化

ロゴの使用展開
SNS・noteのカバー画像、投稿画像へ組み込み、その他ノベルティ等


1.「ネーミングとそれに対するデザインのラフ」案出し

最初にデザイナー4人で、それぞれが持つチームのイメージを元に「ネーミング案」と「デザインの方向性」を持ち寄りブレストしました。

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ネーミングを決めていく上でそれぞれの思いが強く、何を基準に決めていくかが定まらなくなり下記のように決めるPointを言語化しました。

【ネーミングを決めていく上でのPoint】
1.名前の意味と伝えたい内容がマッチしていること
2.オリジナリティがあること
3.覚えやすくキャッチーであること
4.読み上げたときに語呂が良いこと
5.わかりやすいこと

特に①、自分たちってどういうチームか?
どういうチームに見られたいのか?ということをしっかり言語化した上で、②③④⑤を満たす言葉を選定していくことが大事であると実感。

2.ネーミング決定

チーム全員で案を確認し、最終的に「4989(四苦八苦)」というネーミングに決定しました。

【ネーミングに込めた思い】
若手の自分たちは、考え、悩み、試行錯誤を繰り返しながら、
その中でも成長し学んでいこうという強い思いを込めました。

3.デザインコンセプトとカタチの検討

ネーミングが決まったところで改めてデザインキーワードを明確にしそこから考えられるカタチを探るために、四苦八苦から連想できるキーワードを出し、具体的なカタチにブレイクダウン。

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【デザインコンセプト】
今回は「四苦八苦」→「目まぐるしさ」→「視点の移り変わり」→「視点=点」「目線=線」で表現しようと決めました。


4.方向性絞り込みとブラッシュアップ

カタチとして成立しそうな案を絞り込み、ディテイルをブラッシュアップして下記3案にまとめました。

image+_アートボード 1 のコピー 8


詳細なブラシュアップの内容を別記事にまとめておりますので、
良かったらこちらもご覧下さい!


5.最終案と決定

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コンセプトと自分の表現したいことも詰まっているので、最後の決めはロゴの主体である「私たち」が肌感覚で合うものを投票し、こちらの案に決定しました。


6.デザイン展開

最後に決定案で各種ツールなどの展開デザインを作成!
ロゴデザインの世界感を作り上げるべく、ロゴアニメーション、ロゴと連動したアイコン、TIPSイメージを作成していきました。

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制作のまとめ

世の中にはロゴデザインが溢れていますが、唯一無二のオリジナリティを持つロゴを生み出すことは決して容易なことではないと改めて感じました。
「ロゴデザインの対象」のどの特徴や個性を押し出していくか、それらをどんなカタチに落とし結んでいくか、ターゲットにどんな印象を持ってもらいたいか等、無数にある論点に対して、確かな根拠を持って一つづつ答えを出していくことで、唯一無二のロゴが生まれるのかなと学びました。制作のプロセスもまだまだ無限にある中でもっと良いやり方を模索していき、機会があればまた紹介していきたいと思います!

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編集:小猿


後半はロゴのブラシュアップの詳細をご紹介します!


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