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WEBsite research! Vol.2

こんにちは。
スタジオディテイルズのチーム4989です。
ディテイルズに入社してから約3ヶ月が経過しました。以前に比べて少しずつできることが増えてきましたが、まだまだ道のりは長いです。少しでも前に進めるように本日もwebサイトレビューを投稿していきます。Vol.2です!

BAKE INC.

キャプチャ部分

【特徴】
イメージキーワード
焼き菓子/幾何学的/シンプル/スタイリッシュ/斜にページ遷移
予想されるターゲット
・BAKEの企業や商品に興味がある人
・流行りのお菓子に敏感な人
使用フォント
・游明朝 Pr6N
・Gill Sans Nova

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【良いところ】
・ファーストビュー:大きく配置されたロゴと写真から一目で「街でよく 見かけるあのお菓子屋さん」とわかる。製品自体がインパクト強いものが多く、それを生かした表現だと感じた。
・スクロールやページ遷移、写真の切り替わりなど全てにおいて六角形に考えられており面白い。大胆でインパクトのある表現。
・図形をベースとして組み立てているためか、モーションを多用しているにもかかわらず安定感がある。
・製品の彩度が高く、見栄えが良い分サイト自体は落ち着いた色で色数を絞りバランスをとっているように思える。コントラストが素敵だと感じた。
・幾何学的な表現の中、明朝体のフォントを使用しており誠実な印象を与えている。コーポレートサイトらしさ。

KARIMOKU CASE STUDY

キャプチャ部分02

【特徴】
イメージキーワード
家具/空間/木材/上品/高級感/ナチュラル/シンプル
予想されるターゲット
(国内外問わず)
・家具や空間デザインに興味がある人
・高所得者層以上の人
・ブランドのファン
使用フォント
・Karimoku 
・linotype-sabon

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【良いところ】
・説明しすぎずお洒落なカタログを見ているかのような印象。文字で語るのではなく写真で見せている。
・必要な要素のみを抽出し、上品にまとめることで製品を含め一つのブランドとして統一感を出している。
・言語変更できる表示がわかりやすい。国内外問わす注目を集めるブランドであることがわかる。
・字間の空きに統一感があり、心地よい。写真一つ一つのモーションもあり、全体として柔らかくゆったりとした印象
・素敵なサイトだが、たまに写真の影響でナビゲーションが見えなくなることが少々惜しいように思える。

Zero Impact

キャプチャ部分03_2

credit:index さん(France)

【特徴】
イメージキーワード
コーヒーカプセル/持続可能/地球に優しい/自然/浮遊感
予想されるターゲット
・コーヒー製造業者
・環境に配慮した製品に興味がある人
使用フォント
・Messina Sans

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【良いところ】
・スクロールするにつれてカップが展開されていくという流れが斬新で面白い。たとえ内容にあまり興味がなかったとしても、最後まで見てみたくなる。また、一つのストーリーのように見ることができ内容が入りやすい
・最後に自分の好きなデザインを試しにパッケージにすることができるようになっており遊び心が感じられる。また、最後に持ってくることにより、もう一度サイトを見返してもらうきっかけになる。
・繊細な表現の中、太めのサンセリフ体を用いることで安定感を出している。
・鈍い色の緑や霧のテクスチャを使用することで、「落ち着き」や「深さ」という単語を連想させる。(コーヒーと自然の両方に共通してイメージできる単語)

Secret Stache

キャプチャ部分04

credit:FlowState Brandingさん(United States)

【特徴】
イメージキーワード
Web制作会社/パソコン/グラフィカル/ポップ
予想されるターゲット
・web制作を依頼したいと考えている人
・web制作業界の人
使用フォント
・bree-serif
・Chivo

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【良いところ】
・ファーストビュー:企業の名前よりコピーを大きく見せることでは印象付けをし少しでも興味を持ってもらえるようにしている。海外っぽい見せ方だと感じた。(日本では企業の名前等を大きく表示することが多い?)
・イラストやボタン、テキストの表現に統一感があり、まとまった印象。また、アイコンや枠、ボタンなどすべてにweb関連のモチーフを使っており、細部まで丁寧に作り込まれた印象遊び心を感じる。企業のイメージ作り。
・ポップなイラストであるが、ベージュの背景色と太めのセリフ体を用いることでレトロな雰囲気にしている。
・基本的に中心揃えでミニマムにまとめられているが、横に流れる箇所があったり、背景色を大胆に変えたりなどして豊かな画面を作っている。

感想・学び

日本のサイトと海外のサイト、両方のレビューを書かせていただきました。海外のサイトはディテイルズに入社するまでほぼ見たことが無かったのですが、改めて見てみるとテキストの使い方や組み方が大きく違うことに気付かされます。あくまでも私の所感ですが、海外のサイトはメッセージ性が強いものが多いように感じます。また、どこかしらに「印象強い表現」を組み込んだビジュアルが多いように感じました。対して日本のサイトはメッセージはあくまでも構成要素とし、「調和」や「統一感」といった言葉が当てはまるビジュアルのサイトが多いように感じます。この違いは何なのでしょうか。文化の違いか、扱う言語の違いか…。レビューを続けるうちに自分なりの答えを見つけていきたいです。次回のレビューの目標は表面上のことだけでなく内部の制作意図にまで目を向けることです。最後まで読んでいただきありがとうございました!




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