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学校の研究発表の記事のご紹介

韓国に引っ越しをした生徒が学校での研究発表の題材にバレエを選び、インタビュー記事をまとめてくれました。

バレエという芸術の世界に生きる先生の心の内側に迫ります。

1) クロアのメソッドを教えて下さい

バレエテクニックの土台は、パリ・オペラ座メソッドをベースに教えています。また、オペラ座のバレエが大切にしている演劇的要素をきちんと教えたいという想いから、「表現とは?演じるとは?」を教える時間も大切にしています。

2) 先生にとってバレエはどんな存在ですか
バレエは、自分を持ち上げてくれるものです。何かに落ち込んでも、踊っていると普通の人ができないことができる!という自信を与えてくれます。また、初心に戻れるツール。バレエは私にとって、常に平常心でいられる故郷のような存在です。

3) 先生はどうしてバレエの世界で生きていこうと思いましたか
踊ることも、バレエの作品の芸術性も、また物作りも好きだったから総合芸術としてのバレエはトータルで素晴らしいと感じ、それを支える一部でいたいと思いました。バレエの魅力は、内面から溢れ出る表現力と美しさにあります。

4) 先生が世界の中で素晴らしいと思うバレリーナは誰ですか。それはなぜですか
ミハエル・バリシニコフさんは、テクニックも、表現も凄い、目が離せない魅力を持つダンサーです。一方、シルヴィ・ギエムさんの舞台は、生で何度も観たことがありますが、放っているエネルギーが暑いくらい。手を少し動かしただけでも、普通の人には表せない表現になる特別な体のラインを持っていて、唯一無二のダンサーだと思います。

5) バレエを習っていると精神的にどんなことが変わったり、体だけでなくどんな風に内面も鍛えられますか
バレエは基本練習が8割を占めます。普通に考えたら何年も同じような練習を繰り返してたら飽きてしまうと思うんだけど、身体は毎日微妙に変わるし、長い年月で見ると成長でも加齢でも身体は変わる。もちろん心も同じ日はない。そんな条件が変わる中で、同じことを繰り返すからこそ分かることがあって、そこが本当に面白い。その変化を受け入れる心の強さを手に入れられたことが、バレエで鍛えられた精神力だと思うし、これからもその変化を楽しめる気がする!

バレエは、身体だけでなく心も鍛える素晴らしい芸術ですね。これからも先生の素晴らしいバレエの世界が広がっていくことを期待しています!

元生徒 研究発表引用

素敵な記事にまとめてくださり、ありがとうございました!彼女は、韓国に引っ越してもバレエを続け、向こうでの様子を送ってくれてます。発表は展示会のほか舞台発表もあり、インド舞踊とのコラボレーションをしたそうです。異なる文化やスタイルのダンスとのコラボレーションは、新たな発見や創造性を生むことができる素晴らしい経験ですね。

新たな挑戦や文化交流を通じて、バレエだけでなく自身の人間性や表現力をより豊かに育んでいることが見受けられ、日本では得られない貴重な経験をたくさん得た彼女の成長に期待が膨らみます。彼女のバレエ活動や海外での経験を聞くことで、感動と刺激を受け一緒に成長し合えることを嬉しく思ってます。引き続き、彼女の素晴らしい活動を応援しています。

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