100年先の常識を考える。


ー100年先の常識を考えるー
この言葉は自分の建築人生においてのテーマのひとつ、あるいはこれから世界を変えようとしている同年代や若き革命家たちに伝えたい言葉である。

あなたの今の考えがどんなに人々に笑われたとしても、2、30年後の世界ではその考えが認められだして、100年後には常識や当たり前になっているかもしれないということだ。

今やパリの象徴ともされるエッフェル塔が良い例だ。作られる前は批判が多くあり、反対の署名が集められたほどだ。でも現代のフランスを見てみてほしい、これがパリの景色だと言わんばかりにそびえ立っているではないか。

批判してくる人々に対して「想像勝ち」できたとき夢が現実になっていく。

自分が思い描く空間の匂い、温度、どんな人がいてなにを話しているか、どこまでリアリティーに想像できるかにかかっている。


自分のやろうとしている設計のやり方がいつの日か認められだし、100年後には手話を使える建築家が増えたり、建築学科のカリキュラムに保育実習や介護体験があることが一般化しだしてほしい。




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