midjourneyで写真作品を創る #G01
はじめに
私、趣味で20年くらい写真をずっと撮ってきました。
人並み以上には、写真の知識、撮り方、編集、考え方、審美眼があると思っています。
そんな私がよく使う画像生成AI「midjourney」について今回は少し話をしようと思います。
ちなみにタイトルにつけている#G01はカテゴリ的なものになります。
Gのカテゴリでは画像(Graphic)についてお話していきます。
01はナンバリング
を意味しています。
それぞれ違うカテゴリの話をしようと思うので、次は別の話になると思います。
それでは本題に入ります。
midjourneyとは
midjourneyは画像生成AIでテキストで指示(プロンプト)を出して画像を生成するものです。
discordの中で利用します。
詳しい話は私よりももっと上手に話をされている方がいるのでそちらをご覧ください。
Udemyさんが上手に説明しています。
ちなみに私はmidjourneyで生成する際はmidjourneyのDiscordのサーバーは使っておらず、DMでやりとりしています。
そうすることで、生成画像が流れることなく、ゆっくり画像生成が可能となります。
写真を生成するためにすること
写真を出すために必要キーワード
midjourneyは芸術性の高い画像を出すこともできれば、イラストやCG、写真が生成できます。
写真が生成されるって言うのもなんか変ですね。写真は本来はカメラで撮って出た結果のものなのに…
写真を出力する為のキーワードはプロンプトのどこかに…
photo
と入れるだけでも写真になります。
実際にphotoを入れてみました。
元はphotoでは無くsimple illustrationなどで出力していたのですが、photoに変えるだけにグッと写真に寄せてくれます。
背景をぼかした写真にするには
正直なところ、背景をぼかした写真を生成するのはかんたんです。
CanonやNikon、Sony、Pentaxなどカメラのメーカーを入れたら良いです。
カメラの品番があると更に良いです。
例えば…
Canon EOS 5D mark4
Nikon D850E
Sony ILCE-7R4
などカメラの品番を入れてみてください。
レンズの品番を入れるとクオリティが上がる気がしますがおまじない程度です。
Canonの場合→ EF50mm f1.4
Nikonの場合→ AF-S 50mm f1.4
Sonyの場合→ SEL50F14Z
SIGMAの場合→ SIGMA 50mm f1.4 art
などです。
正直なところ、こんなにプロンプト入れなくても、そこそこの写真クオリティで充分出力は可能です。
試してみてわかったことですが、レンズ情報は本当におまじない程度でしかなく、数値自体を理解しない可能性があります。
しかし、稀にちゃんと状況を読み取った描写になることがあります。
それがあるからやめられない…
しかも、これはマニアックな話になりますが、上記の描写は85㎜の焦点距離(中望遠)で撮れる画角では無いように感じます。
この作例はイメージ的には50mm(標準)のレンズに近いです。
背景描写(背景のボケ)についても85mmならもう少しぼけてもよいのでは…と言う感じもあります。
上記の写真の場合は背景のボケだけはいい感じで中心が円形に近く、端に向かっていくほど、円形とは違う形でぼけているのは良くできているように感じます。
写真撮ってる人ならわかるはず。
ちなみに地味に重要なことですが、被写体の情報はシンプルな方がよく背景はボケます。
何かの作業をしているプロンプトを入れると被写体の情報量は増え、背景はボケにくくなります。
いい感じにする魔法のことば
成功確率はそこそこ高いように感じます。
写真を出力しようとすると棒立ちのつまらない写真が生成されることありませんか?
そこに動きをつける「魔法のことば」があるのです。
それは…
dynamic pose
これを入れると写真に動きが付きます。
はじめの方にいれておくことをおススメしています。
ポージング、髪の描写、服の描写のいずれか、或いは複数の要素に動きがつきます。
と、言った具合です。
どうです?dynamic poseがあるとないとではけっこう違いませんか?
で、ガチるとこんな感じでできるようになります。
まとめ
・背景をぼかした写真を入れたい場合はカメラの品番やレンズを入れるとOK!
・できるだけ被写体の情報はシンプルに。被写体に何か作業をさせない。
話したいことはまだまだ山ほどあるけど、このくらいで。
次回も画像生成になると思います。
検証中に面白いもの見つけちゃったのでそれの共有をします。
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