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親子で使うChatGPTのプロンプト #L01

本当は画像生成で言いたいことがめっちゃいっぱいあるのですが、次は画像生成について言わない!!って公言したので、今回は別の話。


はじめに

伊藤って人は「midjourneyだけの写真好きのやべーやつ」みたいなイメージが定着したのではないでしょうか。
実は色々触っているんですよ。
ChatGPTも例外なく触っています。

カテゴリについて #Lとは

このChatGPTのプロンプトで「L」とはどういうこと?
と思った方も居るのではないでしょうか。
「L」はLLMの頭文字から取ってきました。
ChatGPT以外にBardやBing、Perprexityなどの話をするときに「L」のカテゴリでまとめます。

「親子で使うプロンプト」とは

AIみらいの冒険家の代表として活動している私にとって、
「親子で使うプロンプト」は重要だと考えています。

その為には、まず利用規約から少し掘り下げる必要があります。

なぜ、親子で使うプロンプトは重要なのか

ChatGPTの利用規約-年齢について-

ChatGPTは13歳未満の子どもは保護者の許可があっても使用してはいけないと記載されています。
年齢制限がついたのは3月の話なので割と早い段階で制定されました。
13歳以上は保護者の許可があれば使ってよい。となっています。

小学生のご家庭の場合

中高生であれば保護者の許可があれば、ご自身で使えるので適切な使い方さえできていれば問題ありません。
もちろん、その正しい使い方が重要ではありますが。

今回フォーカスする小学生の場合、原則、保護者が使用するものになります。
そうすると保護者が使いこなせないといけないのです。
子どもが使う以前に、適切な使用方法を保護者が把握して、保護者が生成された結果を確認する事が重要なのです。

では小学生はChatGPTは全く触れないのか。

結論から言えば本来はYesです。
ただし、生成された結果を保護者が確認したのちに見せて大丈夫だと判断できればその出力の結果を呼んでもらう事は、利用にはならないと考えています。
何故ならそれは、
「ChatGPTで出力されたテキストを保護者が確認したものをただ読んでいるだけ」だからです。
読むだけなら、利用にはなりません。
何故なら、子どもはChatGPTに直接問いかけをして、回答をもらっていないから。
保護者を介在して、ChatGPTとコミュニケーションを取っているからです。

読ませると言っても…

ChatGPTは漢字を当たり前に使いますよね。
そうすると小学生には読めない字が当たり前に出てきますよね。
都度、なんて読むのか?の質問に答えられたり、一緒に読めればいいのですが、いつでもそれができるわけではないですよね。

で、あればChatGPTに出力の方法を変えてもらえばいいのです。
彼はイエスマンなんですから。
できることはやってくれますよ。

とは言え、この考え方は私個人の考えであり、絶対では無いです。

親子で使うプロンプト

注意事項

このプロンプトある意味でChatGPTの苦手分野を限界まで引っ張らせている感じのものになります。
GPT-3.5での動作を30回程度実行して動作確認をしました。

・1回きりの会話でのみ有効の可能性が高い
・たまにうまく反映されない(GPT-3.5なら10回中3回うまくいかないかな)
・GPT-3.5(無料版)で動作します。

プロンプト

#テーマ
「小学校3年生の夏休みの自由研究」で必要なことを教えてください。
「自由研究」の進める順番も合わせて、小学校3年生にわかるように箇条書きで教えてください。
「自由研究」のテーマは{街の歴史探索}です。

#制約条件
振り仮名を必ずつけてください。
振り仮名の付け方は"#例文"の通りにしてください。
絵文字もいっぱい入れてかわいくしてください😊

#例文
1.テーマの選び方(えらびかた) 自分(じぶん)が興味(きょうみ)🤔を持(も)っているテーマを選(えら)びましょう😊

調整するところ

いや、夏休みもう終わってるし…と思った方は

#テーマ
「小学校3年生のピアノの上手な練習方法」で必要なことを教えてください。
「ピアノの上手な練習方法」の進める順番も合わせて、小学校3年生にわかるように箇条書きで教えてください。
「ピアノの上手な練習方法」のテーマは{両手でひけるようになること}です。

みたいな感じでやってみてください。

二回目以降の会話について

このフリガナをつけて出力させるのはChatGPTの苦手分野なんです。
正確には、不規則な日本語を生成するのが非常に困難なのです。
故にGPT-3.5では初手で反映されないことがあります。
2回目以降の会話はまず反映されません。

例えば、

日本語の句読点を全て☆に変えてください。

などやってみてください。
どんだけ例文入れてもまずできないので。

そんなイレギュラー出力の限界がフリガナです。
そこで、面倒ではあるかと思いますが、質問のあとにこれをコピペしてみてください。

二回目以降の会話でコピペするもの

{#例文}のとおりにふりがなをつけてください。

#例文
質問(しつもん)に答(こた)えるね😊

まとめ

苦手分野の限界に近いプロンプトでした。
ちなみに小学生向けに親子で利用する事に関しては、あくまで私個人が考えるものであり、判断はご自身でお願いします。

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