Tokyo Art Book Fair 2023|後編
前回の記事の続き。
人生初のブックフェア、TABF2023(Tokyo Art Book Fair 2023)での購入品をご紹介します。
No.07
Shattering Water
ーーーーーーーーーー
いわゆるパラパラ漫画の写真バージョン。
ページをパラパラめくると波がザバーン!となります。
動きがとても滑らかで、水飛沫の細部まで綺麗に見えます。
静止画だと伝わらないのが残念…。
ーーーーーーーーーー
Artist|YOUR MIND
2009年に韓国で開始した書店兼出版社。少量製作されたインディーズ書籍を流通して、若い作家とともに漫画、写真、ドローイングなど視覚的な本を主に発行する。
https://your-mind.com/
No.08
わたしのレシピ おにぎり編
ーーーーーーーーーー
リソグラフ印刷で日頃からお世話になっている印刷会社「レトロ印刷」さん発行のレシピ集。
募集したみんなのおにぎりレシピをまとめています。
リソグラフの色味が綺麗なのはもちろんのこと、「この具材とこの具材を組み合わせるのかぁ」とか「これは間違いなく美味しい!」とか、おにぎりひとつとっても色んな発見があって面白いです。
ーーーーーーーーーー
Artist|JAM レトロ印刷
JAMは大阪にある孔版印刷専門の印刷会社。リソグラフを使用した印刷サービス『レトロ印刷』とシルクスクリーンのオリジナルキット『SURIMACCA』など孔版印刷のサービスを多数展開。
https://retroinsatsu.com/
No.09
WEDGIE
ーーーーーーーーーー
リソグラフで奇抜なカラーリングが美しいZine。
人気のアーティストなのかこのブースだけ異常な人だかりで、なんとかゲットできた一冊。
正直内容はよく分からないけど、病的で幻想的なユーモアが詰まったアートブックです。
ーーーーーーーーーー
Artist|Knuckles & Notch
2013年にシンガポールで設立されたKnuckles & Notchは、マニアックなほどにカラフルかつしばしば奇妙な美学で知られるクリエイティブ・スタジオ兼リソグラフ・プレス。
https://knucklesandnotch.bigcartel.com/
No.10
Germany(1) & 13-15・Feb・2023
ーーーーーーーーーー
Germany(1):デザイナー・ミズノさんと友人・イトウさんの旅行を記録したZine。(ドイツ編)
ブログのような感覚で読み物として非常に面白いです。
13-15・Feb・2023:デザイナー・ミズノさんが2023年のヨーロッパ1ヶ月旅行を記録したZine。
写真、日記、ポスターで構成されていて、表紙側から見るとオランダの国旗に見えるように綴じ方が工夫されています。勉強になります!
ーーーーーーーーーー
Artist|西川マンション・ミズノ
桑沢デザイン研究所卒業生から構成されたデザインコミュニティ。アートブック、zineを中心にジャンルレスなコンテンツを制作、販売。
https://www.instagram.com/nemumigatuyoi/
No.11
How to Book in Japan
ーーーーーーーーーー
上記のミズノさんに「私もZineづくりを始めようと思って…」と相談したら「それなら良い本が向こうのブースで売ってますよ」と教えていただいた一冊。
NYの出版社Small Editionsによる『How to Book』の日本版。
リサーチから資金調達、制本、流通まで、本づくりに関するノウハウが分かりやすく紹介されています。
ーーーーーーーーーー
Artist|NEUTRAL COLORS
独立した出版社であり、発行する雑誌であり、印刷製本所。出版は、少人数が集まって印刷、製本、流通までを一貫して行う。廃棄を前提とした大量商業印刷と少部数のインディペンデントの中間、経済的に持続可能な中規模出版モデルを目指している。
https://neutral-colors.com/
No.12
ポスターと5種類のZINEが入ったボックスセット
ーーーーーーーーーー
入り口付近で最初に目に止まったブース。
イラストのタッチやカラーリングがとにかく可愛くて即購入しました。
お弁当に見立てたZINEセットは、購入時に割り箸まで付いていて遊び心を感じました。
ーーーーーーーーーー
Artist|AN_FOOD_DESIGN
グラフィックデザイナー・イラストレーターの増喜尊子が始めたアジアの食べ物に関する個人プロジェクト。
https://asianfooddesign.stores.jp/
No.13
缶バッジ・キーリング
ーーーーーーーーーー
一九堂印刷所さんとPalabさんがコラボした商品の製造途中で出た「ハザイ」を使って缶バッジ・キーリングが作れるワークショップに参加しました。
好きな柄の「ハザイ」を選んで、缶バッジやキーリングにしたい箇所を自分で丸くトリミングして、金具を取り付けてもらい完成です。
こういった体験型の販売ブースもあり、手軽にアートを楽しめるのは良いですよね。
ーーーーーーーーーー
Artist|一九堂印刷所
紙にずっとこだわりつづけ、厚い紙の印刷や特殊な加工を得意とした印刷会社。113年の歴史で蓄積した匠の技術とノウハウを駆使し、世界各国から輸入した紙を生かした、紙ならではのオリジナル商品を企画販売を行う。
https://ichikudo.com/
以上、TABF2023の購入品紹介でした。
購入品以外にもたくさんの素敵なアートブックたちに出会えた2日間でした。
TABF2023からもう4ヶ月が経ちますが、いまだに仕事の合間にペラペラめくって楽しんでいます。
現在はじめてのZineづくりの真っ最中なので、たくさん技を盗んでいこうと思います。
それでは!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?