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#9 ゆきねるさんにインタビューしてみた(3)

こんにちは。あっき~です。

このnoteでは身のまわりの音楽をやっている人にインタビューをして、その人となりを知ってもらおうというコンテンツです。

ゆきねるさんにインタビューしてみた(2)の続きです。

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再度バンド活動に

ゆきねる
ユニットが解散して、やることもなくなって。
ピアノは好きやけどちょっと疲れてたのもあって、数か月くらいはピアノに触らなかったんですけど。

あっき~
そうなんや。

ゆきねる
専門学校もあんまり行かなくなって、辞めて。
そのときにスカバンドをやってたときのボーカルの知り合いが、でんぱ組.incのコピバンをやりたいからっていうので、キーボードで誘われて。
ピアノはやったことあるけど、キーボードはやったことなかったんですけど。
とりあえず、スタジオ入ってみよう、キーボードを持ってないならスタジオに常設のがあるし、って言われて。

あっき~
いやいや、それはそうだけど、音作りとかあるでしょ(笑)

ゆきねる
まぁ、とりあえず楽しそうだからやってみるか、と思って。
それがキーボードをはじめるきっかけになったんですけど。

あっき~
あ、そうなんや。
で、キーボードをやりますって話になって、実はキーボードも家にあったのかな?

ゆきねる
一応、あることはあったんですけど、持ち運びができるようなやつじゃなかったんですよ。
音を聞いて練習してスタジオに入るんですけど、でも音作りとか全然できへんし。
プリセットの音色だとなにこれ、全然違うんだけど、って感じやって。
それで、これはキーボードを買わないと話にならんなと思って、今使ってるキーボード(JUNO-DS)を買いました。

あっき~
へぇー。
キーボードの音作りとかってすぐにできるようになった?

ゆきねる
最初はまったく分からなくて。
操作方法はマニュアルを見たらわかるんですけど、どうやって音を加工していったらいいかが分からなくて。
で、父に「この音を出したいんやけど、どうしたら良いん?」って相談したら、色々教えてくれて。

あっき~
あ、そうなんや。

ゆきねる
一番似てるプリセットの音を見つけて、その音を加工するっていうのを初めて知って。
へぇー!って。
だから、キーボードの先生はうちの父です。

あっき~
お父さんは楽器はなんでもできるんやね。

ゆきねる
でんぱ組.incのバンドは元々、ボーカルが3人いて。
そのうちの1人が途中で抜けてしまったんですけど、そのときに私もボーカルに興味があったんですよね。
踊りながら歌うって最高やん、って思ってたんで(笑)
で、メンバーと相談してボーカルをやるようになりました。

あっき~
なるほど。

ゆきねる
そういう流れで一旦キーボードを辞めて、ボーカルに転生して。
結局ライブのときはキーボードの人が見つからなかったので、同期音源で鳴らしてたんですけど。

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あっき~
そうなんやね。
じゃあ、そのバンドの活動を通じてキーボードを使えるようになったし、ボーカルでライブもできたし、良かったね。

ゆきねる
そうですね。
キーボードの音作りとか、こういう世界があるんや、ってはじめて思いました。
後、はじめて踊りながら歌うのもはじめてできたし。

あっき~
なるほどね。
で、そのでんぱ組.incのバンドはどうなったの?

ゆきねる
2回ライブをしたんですけど、メンバーの本業が忙しくなったのもあって、バンドは活動できなくなりましたね。

バンドを小休止して

あっき~
その後はどうしてたの?

ゆきねる
その後は…メイド喫茶でバイトするようになりましたね(笑)

あっき~
それは何でメイド喫茶でバイトをしようと思ったの?
元々興味があったとか?

ゆきねる
そうですね。
でんぱ組のボーカルをやったのもあって、アイドル感覚を味わったというか。
メイド喫茶で働いてみたいなと思うようになって。
それで調べたらちょうどオープン間近のメイド喫茶がスタッフを募集してて、それならはじめやすいかな、と思ってバイトするようになりました。

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あっき~
へぇー、色々あるのね。
で、どうやってバンドに復帰したの?

ゆきねる
そこから色々あった後に仲間内のセッションをやるから来ない?って誘われてからですかね。

あっき~
それにしても、今までにない切り口やね。
一旦音楽をやめて、メイド喫茶で働くっていう。

ゆきねる
そうですね(笑)

現状とこれから

ゆきねる
その後はパスピエのセッションに行きました。
全然知らない人ばっかりのところでキーボードを弾いて。
そこで知り合った人たちと仲良くなったり。
それと同時期に、でんぱ組.incのバンドで一緒にやってた人から連絡があって。
松葉絢香 with あめりーずっていうアイドルのバックバンドのメンバーなんですけど、キーボードの人の都合がつかないから出てくれないか?って誘われて。
なんか面白そうやし参加しました。

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あっき~
なるほど。

ゆきねる
キーボードはそこからガチでやりはじめましたね。
結構それでやれることが増えたりしたし、ここ1年くらいでキーボードのスキルは大きく変わりましたね。

あっき~
へぇー。
誰かに教わったりしたの?

ゆきねる
独学です。
誰に習ったら良いかもわからなかったし。
でも自分で進めていく楽しさってありますよね。

あっき~
確かにね。
自分なりに試行錯誤してやるのが楽しいっていうのはあるよね。
キーボードの人って音作りが得意な人と演奏が得意な人で分かれるイメージがあるけど、ゆきねちゃんはそのあたり両方できるなら重宝されるんじゃないの。

ゆきねる
そうかもしれないです。
音作りはめっちゃ再現度が高いって言ってもらったり、自分でも再現度高いなって思うんですけど(笑)
それは強みかなって思います。
フレーズも音作りも原曲に寄せるのが得意ですね。

あっき~
そうなんや。
楽譜は作ったりするの?

ゆきねる
楽譜は作ったりしないですね。
作る能力がないというか、コードがあれば見て弾くときもありますけど、基本は聞いて覚えて弾きます。

あっき~
もしかしたら音作りのときと同じで、耳コピはできるわけだし、どういうソフトで、どうやって譜面を作れば良いかがわかればできるんじゃないかな。

ゆきねる
やりはじめたらできるかもしれないですね。

あっき~
歌うのとキーボードはどっちがやりたい?
キーボードは誘われるから演奏する機会があると思うけど、歌いたい気持ちはあるのかなと思って。

ゆきねる
んー、歌いたい欲は常にあります(笑)
でもキーボードはそれなりにやれるのが分かってきたから、今は楽しんでる感じがありますね。

あっき~
これからやってみたいことって何かありますか?

ゆきねる
キーボードをやってきて、他のキーボーディストとしゃべる機会って全然ないんですよ。
なので、今度キーボーディストが集まって話す会をやるんですよ。

あっき~
それはゆきねちゃんが主催なんや?

ゆきねる
そうですね。
主催になっちゃいました。
今の状況が状況なので、日程はまだ相談中ですが。
私がしゃべってみたいキーボードの人も呼んだりしたので、色々聞きたいなと思ってます。

あっき~
なるほど。
今日はお時間いただき、ありがとうございました。

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以上でゆきねるさんへのインタビューは終了となります。

ここまで読んでくれてありがとうございます。

次回のインタビューに続きますので、今後ともよろしくお願いします。

記事を更新するモチベーションにつながるので、もしよければ感想をいただけると嬉しいです。


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