見出し画像

#25 べーくんにインタビューしてみた(1)

こんにちは。あっき~です。
このnoteでは身のまわりの音楽をやっているバンドマンやシンガーや音楽に携わる人にインタビューをして、その人となりを知ってもらおうというコンテンツです。

今回はべーくんにインタビューさせてもらいました。

+ + +

1月某日、べーくんのインタビューのため、いつも待ち合わせしているビッグマンに向かう。

待ち合わせ場所に着いてから、ふと気づいた。
「べーくんってSNSの画像でしか見たことがないから、オレが待ってても(べーくんがオレを)認識できないんじゃね?」

程なくしてべーくんからDMが届く。
「どんな服装ですか?」

自分の服装がぱっと表現できなかったから、とりあえず返信する。
「テレビの真下にいます」

しばらくすると、SNSで見たことのある顔の男の子が声をかけてきた。
「はじめまして、あっき~さんですよね?」

無事にべーくんとの対面を果たすことができた。

音楽をはじめたきっかけ

画像1

中3までバスケをやってたんですけど、部活を引退して暇になったんで、ギターをはじめました。

ギターをはじめた当初は、ワンオク(ONE OK ROCK)とホルモン(マキシマム ザ ホルモン)が好きだったべーくん。

ワンオクは「残響リファレンス」のアルバムが爆発的に売れたり、ホルモンは「絶望ビリー」がアニメのタイアップとして流れたりしていた頃だ。

ワンオクとホルモンを聴いて、自分もギターをやってみたいと思い、よくある"ギター初心者セット"を買ったのがきっかけだった。

「どうしてギターを選んだの?」と尋ねると、「バンドで演奏してる楽器の中で、ギターにしか耳がいかなかったから」だそうだ。

無事に高校に入学して、軽音楽部でギターを弾くようになるものの、ギターの演奏は難しすぎて2度ほど挫折しているという。

挫折を乗り越えてしばらくしたころ、ベボベ(Base Ball Bear)というバンドに出会ったのが最初のターニングポイントだった。

ベボベの歌詞も曲調もギターの音も全部がめちゃくちゃ好きでした。
「ベボベみたいなギターの音作りにしたい!」とか「ベボベみたいな曲をいつか作ってみたい」と思って、バンドをはじめた最初のころはベボベを目指してましたね。

ベボベを知ったきっかけは、フェスの出演バンドのリストで知ったという。

軽音楽部の友だちとフェスの話題になったとき、出演バンドのリストを見て「どんな曲を演奏してるバンドなんだろう?」と思い、手当たり次第、曲を聴いてみた中で、一番自分に刺さったのがベボベだった。

そこからさかのぼって、ファーストアルバムから全曲聴くくらい好きになって、「short hair」という曲ばっかり弾いていたそうだ。

当時のベボベのギタリストはすでに脱退しているが、べーくんはギターの音を当時のベボベのギタリストの音作りと同じにしているという。

「今もこの音、好きやなと思いながら弾いてるから、たぶんこれからもベボベは好きなんやと思います」と笑う。

音楽の趣味は洋楽にも広がっていった。
軽音楽部の同級生が洋楽にハマっていて、AC/DCを勧められた。
最初は洋楽を聴くのにすごく抵抗があったものの、聴いてるうちに良さは分からないけど、「なんかカッコイイな」と思えるようになったという。

洋楽で自分に刺さったのはOasisとMr.Bigです。
Mr.Bigを聴きはじめたころに丁度来日公演があって、観に行ってから本格的に洋楽を聴くようになりました。

生演奏の「Colorado Bulldog」を聴いたときは衝撃を受けた。
それから洋楽のメタルとかも聴くようになって、速弾きギタリストにめちゃくちゃ憧れたそうだ。

色んな洋楽を聴いて、最終的に一番刺さったのはOasisだった。
中でも、「Champagne Supernova」という曲が好きで、「自分は歌モノのバンドが好きなんや」というのを再認識できたらしい。

この頃から学校以外でもバンドを組むようになった。
オリジナルの曲を演奏するバンドで、日本語で歌うバンドだったから、「邦楽も聴かないとあかんよね」という話から、邦楽に興味を移したという。

「Oasisに影響を受けた日本のバンドはどんなバンドがあるんだろう?」と思って探していると、[Champagne](今の[Alexandros])に出会った。

[Alexandros]のボーカルはOasisに影響を受けていると知った。
はじめて[Alexandros]の曲を聴いたとき、「Oasisみたいな曲やな」と思って好きになったのがきっかけで、他の邦楽も聴くようになった。

学校以外でバンドをやるようになったのは、軽音部の先輩が組んでたバンドのメンバーが足りなくて誘われたからだ。

最初は断ったものの、先輩から強く頼み込まれた以上はやらないといけないな、と思い直して結局引き受けたという。

オリジナルバンドをやってるときにShout it outというバンドに出会ったことも音楽遍歴の中では重要だったと話す。

堺のTick-TuckというライブハウスでShout it outの前座で出させてもらったのがきっかけですごく好きになったそうだ。
ボーカルの歌唱力が抜群で、地元のローカルなライブハウスなのに、こんなにお客さんを呼べるバンドがあるということにビックリした。

べーくんが参加したオリジナルバンドは精力的に活動して、最終的にRush Ballのインディーズコーナの前座で出演したこともあったそうだ。

それからしばらくはサポートをしたり、細々と活動を続けていくうちに、今やっているバンドが形になって今に至るということだった。

画像2

+ + +

次回に続きます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?