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#29 MaMeさんにインタビューしてみた(2)

こんにちは。あっき~です。
このnoteでは身のまわりの音楽をやっているバンドマンやシンガーや音楽に携わる人にインタビューをして、その人となりを知ってもらおうというコンテンツです。

#29 MaMeさんにインタビューしてみた(1)の続きです。

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【MaMeさんのスポットライト】
11月6日(土)にMaMeさんの組んでいる「二等辺三角形」というバンドが配信ライブを行います。
詳細は以下のツイートをチェックしてみてください。

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専門学校~オリジナルバンド

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あっき~
専門学校に行こうと思ったのは、もっとドラムが上手になりたいな、って思ったから?

MaMe
というのもあるし、興味があるのが音楽しかなかったっていうのもあって。

あっき~
なるほど。
専門学校じゃなくて、大学に進学するっていう考えもなかったんや。

MaMe
あんまり考えなかったかなぁ。
私の勝手な先入観で、大学で音楽をやる=クラシックみたいなイメージがあったんで。
今の大学は違うかもしれへんけど、当時はそういうふうに思ってたから。
大学進学は自分がホンマにやりたいことではないような気がしたし、専門学校のほうがあってるかなと思ったから、そっち(専門学校)を選びました。

あっき~
色んな専門学校があるけど、学校を選ぶときに決め手になったことはあった?

MaMe
オープンキャンパスに何校か、見に行ったりしたんですけど、高校のときに一緒にやってたバンドのギターの子も専門学校に行くっていうんで、だったら、私も同じ専門学校に行こうかな、って決めたんじゃないかな。

あっき~
音楽の専門学校ってどんなことをするのか、全然知らないんだけど、どんな感じやった?
学校に入る前にMaMeさんがやりたいと思ってたことができる場所やったんかな。

MaMe
いやぁ…あんまり覚えてないねんな(苦笑)
音楽理論の勉強もあったけど、一日中演奏してたかなぁ。
演奏の授業があるときはね。

あっき~
なんか印象に残ってる授業とかないの?

MaMe
フィジカルを鍛える授業かな。
ちょっとトラウマなんやけど、テンポ180の16分(音符)を16小節分、全力でフロアタムをたたくっていう練習とか。
入学して間もないころの授業で、めちゃめちゃしんどかったです。

あっき~
それは体力がつくかわからんけど、絶対しんどいやつやん。
ドラム科に通ってたと思うけど、他の科の人たちと交流することはあったの?

MaMe
ありました。
アンサンブルの授業があるんですけど、課題曲を他のパートの人と一緒に演奏するんですよ。
そういう授業のときに、他の科の人と知り合うことはありました。

あっき~
授業で他のパートの人と知り合う機会があったんやね。

MaMe
年に一回、生徒同士で集まって発表するイベントがあって、その発表会に出るために、他の科の人たちとバンドを組んだりしてましたね。
中には、発表会がきっかけでバンドを組むようになる人たちもいました。

あっき~
そうなんや。
でも、MaMeさんは学校の中のつながりでバンドする感じでもなかったのかな。

MaMe
そういう(学校の中でバンドを組む)のはあんまりなかったです。
学校の中の人とバンドを組んでたこともあったけど…
それやと学校に甘んじてるみたいな印象が勝手にあって。
なので、私は学校の外の人とバンドを組む方がいいかな、と思ったから、学校の外でバンドを組んでました。

あっき~
専門学校に入るとき、一緒にバンドやってたギターの子がいたって話やったやん。
その子とバンドを組んでたりはしなかったの?

MaMe
一緒に学校に入ってんけど、途中から来なくなったんで、一緒にバンドはやってないかな。

あっき~
じゃあ、学校ではあんまりバンドを組んでなかったけど、学校の外で組む方がいいかな、っていうのでバンドを組んでたんやね。

MaMe
そうです。
専門学校を卒業する前にメン募サイトで見つけたバンドに入りました。

あっき~
そのバンドはオリジナルバンド?

MaMe
オリジナルバンドでした。
なんか、当時はバンドをやる=オリジナルバンドみたいな印象やったんですよね。
本気でバンドをやるなら、オリジナルの曲じゃないと!みたいな気持ちでした。

あっき~
なんとなく感じはわかるかな。
で、オリジナルのバンドに参加することになって、割とすんなり参加する感じやったんかな?
MaMeさん的にも良いバンドが見つかったなぁ、って感じで、バンドの人たち的にも、良いドラムの人が見つかったなぁ、みたいな感じやったんやろうか。

MaMe
そもそも、これから活動しようとしてるバンドだったから、曲が作れるギタリストのリーダーしかいなかったんですよ。
ポップロックっていうんかな。
ロックだけどキャッチーなメロディで、女性ボーカルのバンドにしたいって言ってて。

あっき~
そうなんや。

MaMe
最初は私しかいなかったんやけど、後からベースが入って。
ボーカルは、応募はいっぱいあったんやけど、何人かオーディションして、ようやく決まったかな。

あっき~
じゃあ、バンドを立ち上げるときに参加したんやね。
そのバンドで活動して、音源を作ったりもした?

MaMe
やってたなー。
まぁでも自主製作の域からは出なかったけど。
そういうこともやってましたね。
で、途中でボーカルの子が辞めることになって、新しいボーカルを募集するっていう話になったとき、ちょっとバンドの方向性が変わったんですよ。

あっき~
へぇ。どんなふうに?

MaMe
ポップロックだったんですけど、ベースの人がメロコアが好きで、そっちに傾きだしたんですよ。
当時でいうと、locofrankみたいな、フェスでモッシュが起こるような方向性のバンドにしたいっていうことで。
でも、私はそういうのがやりたいと思ってたわけじゃなかったんで。

あっき~
そりゃ、好き嫌いあるしね。
リーダーはどう思ってたん?

MaMe
リーダーもメロコアが好きやったから。
後、メロコアで女の子のボーカルのバンドって珍しいよね、っていうのもあったから。
でも、私は「ちょっと違うなー」と思いつつ、バンドのメンバーから「ドラムは続けて欲しい」って言われたから、もうちょっと続けてみようかな、って感じでボーカルの子を探してました。

あっき~
なるほど。

MaMe
で、新しいボーカルが入って、本格的に今までのポップロックと、メロコアを足したような感じの曲をやってたんですけど、「やっぱり、ちゃうなー」と思ってて。
そんなときにアルバム作って、東名阪のツアーをするのが決まったんですけど、リーダーがトラブルを起こしてしまって。
そのツアーに参加できなくなってしまったんですよ。

あっき~
おぉ。

MaMe
で、リーダー不在、作曲する人不在。
でも、アルバムは完成してて、ツアーが決まってるっていう状況で。
とりあえず、ギターのヘルプを頼んで、ツアーもやり切ったんやけど、リーダーもしばらくバンドに復帰できないし、ジャンルも私がやりたいのとは違ったから、抜けることになりました。

あっき~
リーダー不在のときは誰がリーダーの代わりをやってたの?

MaMe
ベースの人が最年長やったんで。
でも、私はリーダーが作る曲が好きやったんで、リーダー不在で続ける意味がないかな、って思ってバンドを辞めました。

あっき~
まさに方向性の違いってやつやね。

MaMe
このバンドの話には続きがあって…
辞めた後、ドラムから少し離れようかなと思ったんですよ。
それでキーボードをやってみたいな、と思ってたら、サポートしてくれたギターの人が新しくバンドをはじめるっていうから。
私のやりたかったような、キャッチーで女の子ボーカルのバンドを。
それで、「バンドでキーボードを弾いてくれへん?」って誘われたのもあって、キーボードで参加するんですけど、そのギターの人が今の旦那さん(笑)

あっき~
えぇ、そうなんや。

MaMe
それから4、5年くらいは、ずっとキーボードをやってました。
その間はドラムは全然やってなかった、っていう時代。
そのバンドも、私が仕事で忙しくなって、練習に参加できなくなってしまって。

あっき~
じゃあ、キーボードでライブに出たりもしてたってこと?

MaMe
あんまりライブはしなかったけど、一応(キーボーディストとして)出てました。

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次回に続きます。

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