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3Dプリンタでウォンバットを作る(6)多色造形編

こんにちは、夫婦二人で活動しているSTUDIO OTOMARUです。
普段は3D-CADを使った機械設計や電子工作をしています。

今回は新しく多色造形ができる3Dプリンタを導入したので、ちょっとしたウォンバットグッズを作ってみました。

Bambu Lab A1 miniを導入しました

ググるとたくさん情報が出てくるので紹介は割愛します。
使った感想は「エントリーモデルなのに高性能!操作もメンテも簡単!」です。AMSというフィラメントを自動交換できる装置とセットで購入をお勧めします。

今回はAMSで色の違うフィラメントを自動で差し替えながら造形できる機能を試してみました。

作ったものはこちら

ウォン

ウォンバットマグネットです。前後で半分に割っているので冷蔵庫などに貼り付けるとウォンが飛び出して見えます。
後ろ半分を貼ると頭を突っ込んでいるように見えるので可愛いです。

股のあたりの積層が甘い。
設定と積層方向で改善できそう。
本当は3色使って鼻の色を変えたかったですが、
フィラメントの在庫が無く買えませんでした。

多色造形について感想

やっぱりプープは多い。というか想像以上にプープ出る。
多色造形時は構造上、ノズルに残った別色のフィラメントを排出するために多めに?新しいフィラメントを送り出し、プープと呼ばれる塊を出します。
これは1レイヤー毎に行われるのでたったワンポイント色を入れるだけでも、積層するレイヤーの数だけプープが出ます。

これが前半分を出した時のプープの量

これがどうしても許せない時はマルチヘッドのプリンターが選択肢になると思います。
また、フィラメントを入れ替えるので出力時間がとても長くなります。

フィラメントの消費と出力時間は多くなりますが、多色造形が簡単にできるのは大きな魅力だと思います。


改良してまた作ります。
つづく


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