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【Studio No.9マガジン vol.10】ネトフリ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』WEBTOON化へ/『俺レベ』待望のアニメ化/手の動きを鮮やかに魅せるには/かわいいSDを作成する方法

こんにちは!
WEBTOON制作スタジオ「Studio No.9」で編集アシスタントをしている刀根です。

Studio No.9は現在、WEBTOON作品(フルカラー縦読み漫画)を鋭意制作中です。
この「Studio No.9マガジン」では、毎回国内外のWEBTOON関連ニュースや作家さん向けの制作tipsを紹介していきます。
これまでの「Studio No.9マガジン」記事は下記にまとまっていますので、こちらも参考にしてみてください。

vol.10では、「WEBTOON×メディアミックス」をテーマに国内外の業界ニュースをピックアップ、さらにtipsでは、WEBTOONにも生かせる線画・着色のヒントをご紹介します。こういったニュースをきっかけに、「WEBTOON」という作品の形がより多くの人に認知してもらえると嬉しいです。


■業界ニュース

・ネトフリ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』がWEBTOON化へ!日本語版も制作中との情報

※韓国語記事です

【記事概要】
日本でも話題になっているNetflixドラマ『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌(이상한 변호사 우영우)』が、韓国でWEBTOON化されると発表されました。韓国では人気ランキング1位、日本を含むアジア圏でも5位以内に食い込むなど、6月29日から放映開始されて間もない本作ですが、既に今年の注目作の一つとして挙げられています。
今回のWEBTOON制作は、ドラマIPを活用した「ワンソースマルチユース戦略」によって、ドラマファンとWEBTOONファンの両方を獲得することを狙いとしています。
現在、配信プラットフォームは未定ですが、約60話構成で、日本語を含む4言語での制作が進められているとのことで、近い内にWEBTOON版も読めるかもしれないと思うと楽しみですね!

・人気WEBTOON作品『俺レベ』待望のアニメ化で注目高まる

【記事概要】
ついに『俺だけレベルアップな件』のアニメ化が公式に発表されました。アニメーション制作は『ソードアート・オンライン』や『かぐや様は告らせたい〜天才たちの恋愛頭脳戦〜』などのヒット作でお馴染みのA-1 Picturesで、アニメファンからも注目が集まっています。
本作は完結作品であるにもかかわらず、現在もピッコマのSMARTOON総合ランキングで上位に入り続けています。
アニメ化してほしいランキング2022」で1位・2位にWEBTOON作品がランクインしたことや、『俺レベ』のアニメ化など、2022年はさらにWEBTOONへの注目が高まる年になりそうですね。

■作家さん向けの制作tips

・手の動きをリアルかつダイナミックに描くためのヒント

【記事概要】
Vol.8では、バトル・アクションシーンにおける「足」の魅せ方についてのtipsをピックアップしてご紹介しました。今回はVol.8に続いて「手」の魅せ方のヒントをご紹介したいと思います。
手をリアルに、かつ動きを大きく描くためには、まず構造を理解することが重要です。「掌と指の比率は1:1」「基本はミトンの形」「ややこしくなったらブロック状で考える」など、手をパーツごとに捉え描くための考え方のヒントが解説されています。
[力を示す方法は?(How to Show Force?)]の項を見ると、同じ握り拳でもどれだけ力がかかっているかで見え方が全く異なってくるのがわかりますね。
力の方向や大きさ、どのパーツにどう影響しているのかなどが見えてくると、よりリアルでダイナミックな動きを手で表現することが可能になるんですね!

・WEBTOONにも活用可能!かわいいSDを作成する方法

【記事概要】
WEBTOON作品の中には、ストーリーを基本は等身キャラで進めながら、ギャグシーン等の空気のゆるんだシーンではSD(スーパーデフォルメ)キャラが用いられているものがいくつかあります。こういった手法は、キャラクターの多様な表情を見せることができるのみでなく、画に緩急を持たせることもできるため、横読み漫画やアニメでも見ることがありますね。
こちらの記事は1枚のカラーイラストでSDを描くためのヒントになっていますが、「強調と省略」や「スケッチ」の項は、作画工程にも十分生かせる内容です。8頭身のキャラクターを2頭身のSDキャラに変換する際、どの部分を強調し、どの部分を省略して描くかが非常に重要な要素になってきます。
SDキャラの首はとても小さく見えづらいパーツですが、首を省略して描くとぎこちなく見えてしまうので、しっかりと一つのパーツとして捉えて描くのがベストです!


最後までお読みいただきありがとうございます。

今回は、「WEBTOON×メディアミックス」をテーマに国内外の業界ニュースをピックアップしてご紹介しました。WEBTOONファンのみでなくさらに広い領域に作品が広がり、さまざまな形で作品を楽しむ人が増えていくのはとても喜ばしいことですね!

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